スイス発祥の食事パン「テッシーナブロート」を解説します。
テッシーナブロートとは?
名称 | テッシーナブロート(Tessinerbrot) |
材料 | ・小麦粉 ・パン酵母 ・塩 ・モルトシロップ ・水 ・オリーブオイル |
発酵種 | ・イースト |
焼き方 | ・直焼き |
丸く成形したパン生地を繋げて作るパンを、スイスでは「テッシーナブロート」と呼んで親しまれています。
発祥はスイス南部のティチーノ州という地域で、直訳すると「ティチーノ州のパン」という意味になります。
作り方は非常にシンプルでして、丸く成形したパン生地を縦方向に4~5個並べて中心に一本切れ込み(クープ)を入れて焼き上げます。
材料に砂糖を使わないので、味わいは素朴でシンプル。フランスパンに近いです。
テッシーナブロートの特徴
・ティチーノ州発祥
・小さい丸パンをつなげて焼く
・素朴でシンプルな味わい
テッシーナブロートの食べ方
テッシーナブロートは味自体にクセが無いので、料理と一緒に食べたり、具材を挟んでサンドイッチにするのが向いています。
スイスには、伝統の料理「チーズフォンデュ」がありますが、テッシーナブロートを小さくちぎってチーズをたっぷり付けて食べたりもするんだそうですよ。
テッシーナブロートに似たパン
テッシーナブロートのようなシンプルな味わいのパンは、フランスやイタリア、ドイツでも人気があります。
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