チャパティ

チャパティ

インドの食事パン「チャパティ」を解説します。

チャパティとは?

名称チャパティ(Chapati)
材料・小麦全粒粉
・塩
・水
・サラダ油
発酵種・無発酵
焼き方・直焼き

インドの「チャパティ」は、薄く伸ばして丸い形にして焼くインドのご家庭定番のパンです。

インドのパンといえば「ナン」が有名ですが、インドではもったぱら「チャパティ」が一般的に食べられているそうです。

アタという小麦全粒粉を材料として使い、大きく開いたフライパン(トワー)で焼き上げて作ります。パン酵母も使わない(無発酵)ので、パンというよりお好み焼きやチヂミに近い食べ物ですね。

主にインド北部発祥のパンですが、バングラデシュ、パキスタン、ネパールといった周辺諸国でも食卓に食べられています。

チャパティの特徴

・小麦全粒粉で作る

・トワーと呼ばれる鉄板で焼き上げる

・家庭で食べるおふくろの味

 

チャパティの食べ方

チャパティの食べ方は「ナン」と同じようにカレーや汁ものに浸して食べたり、肉や野菜を巻いて食べるのが一般的です。

発酵させない分、少しパサパサした食感ですが、味が素朴で料理に合わせやすいパンとなっています。

日本のインド料理屋でも最近は「ナン」か「チャパティ」を選べるお店が増えてきており、メジャーになってきています。

 

チャパティに似たパン

チャパティは平べったく伸ばしたパン生地を丸く成形して焼くのが特徴的です。発酵させずに作るので、30分程度で完成できるので手軽と言えるでしょう。

チャパティのように薄く伸ばして焼き上げるパンが世界中にいくつか存在しています。

合わせてご紹介しますので、ご覧ください。

平たく伸ばして焼くパンの仲間たち

ピッツァ(イタリアのパン)

ハパン・レイパ(フィンランドのパン)

エキメキ(トルコのパン)

インジェラ(エチオピアのパン)