チャバタ

チャバタ

イタリアのパン「チャバタ」を解説します。

チャバタとは?

名称チャバタ(Ciabatta)
材料・小麦粉
・パン酵母
・塩
・水
※モルトを加える場合もある
発酵種・イースト
焼き方・オーブンで直焼き

チャバタ(チャバッタ)は、イタリア語で「スリッパ」という意味を持つイタリアの平たい形をしたパンです。
イタリアの北部ポレシーネ地方(現在のヴェネト州アドリア周辺)で誕生しました。

チャバタは非常に素朴なパンで、誕生した当時はパスタ用の硬い小麦を原料に作られていたそうです。

水分の量を多めにして作るのが特徴であり、クラム内に大きな気泡がたくさん生まれるのはそのためです。あまりパン生地自体をこねずに時間をかけて発酵させるので、のっぺりとした見た目が「スリッパ」に似ていたことから、チャバタという名前が付けられました。

チャバタは、外側のクラストがパリッとしているのは当然ながら、内側のクラムはとにかくもっちりしていて食べごたえがあるパンとなっています。

チャバタの特徴

・小麦粉に対して80%近い水分を加えて作る

・生地がやわらかすぎて成形が難しく、スリッパのような形状となった

・塩を加えたオリーブオイルに付けて食べるのが一般的

なお、手のひらサイズに成形した小ぶりのものは「チャバッティーニ」と呼ばれています。

 

チャバタの雑学

チャバタに関する雑学をいくつかご紹介します。

チャバタはお店の失敗から生まれた!?

チャバタはパン屋さんの失敗から生まれたパンだと言われています。
とあるパン屋さんがパンの材料を混ぜ合わせる際に、誤って仕込み水を多く加えてしまったのですが、思っていた以上においしかったので商品化したそうです。

「失敗は成功のもと」とは、良く言ったものです。

 

イタリア人が素朴なパンを好む理由

イタリア料理には、生ハムやチーズといった塩分が高い料理が多いです。

味の濃いイタリア料理には、素朴でクセが無いチャバタと相性が良いため、フォカッチャと同じくらい頻繁に食卓に並ぶ人気のパンとなっています。

 

チャバタを使ったレシピ

素朴な味わいが特徴のチャバタは、ハムやレタスなどの野菜を挟んで作るパニーノ(パニーニ)がおすすめです。

パニーノ(パニーニ)

イタリア朝食の定番メニュー。日本だと「パニーニ」と商品名を付けているお店が多いですが、実際は以下のように呼び方が変わります。

・単数(1個の場合):パニーノ

・複数(2個以上):パニーニ

また、イタリアでパニーノは「パン」と同じ意味です。
サンドイッチのようなパニーノが食べたい人は「パニーノ・インボッティート」(具を挟んだパン)と注文するようにして下さい。

本格的にチャバタから作るレシピはこちらです。

参考レシピ:基本のパニーニ

楽に作りたいという方は、食パンで代用することも可能です。その際はホットサンドメーカーを利用するのが簡単です。

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チャバタのおいしいお店

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チャバタに似ているパン

チャバタのように素朴で高加水(水分量が75~80%以上)というパンは、フランスにも存在しています。

興味がある方は、こちらも合わせてご覧下さい。

素朴で高加水なパンの仲間たち

パン・ド・ロデヴ

パン・ド・カンパーニュ