リュスティック

フランスのパン | リュスティック

リュスティックの特徴

  • 素朴という意味のフランスパン
  • もっちり食感
  • シンプルで料理に合わせやすい

フランスのパン | リュスティックとは?

名称リュスティック(Rustique)
材料・小麦粉
・酵母
・塩
・水
発酵種・天然酵母、イースト
焼き方・直焼き

フランスのパン「リュスティック」は、水分量を多く使用する高加水パンの一種。

フランス語で「素朴」「野趣的」という意味を持つリュスティックは、水分が多いので成形が難しいパンとされています。

なので、発酵が終わったら、切り分けてそのまま焼くというスタイル。形は少々いびつですが、みずみずしい食感と小麦の味をしっかり感じることができるパンです。

 

考案者はパンの神様「レイモン・カルヴェル」氏

レイモン・カルヴェル氏は、日本のフランスパン普及におおいに貢献したパン研究者のひとり。

日本国内では「パンの神様」とも呼ばれています。

昔のレシピや文献を研究して、復活させたレシピと伝えられており、現在はフランスパンのバリエーションとして確固たる地位を確立しました。

 

リュスティックの作り方

リュスティックの材料はフランスパンの基本である【小麦粉・酵母・塩・水】で作ることが出来ますが、水分量を多くする必要があるため生地の扱いが難しくなっています。

基本は、ボウルやタッパーの中でゴムベラなどでざっくり混ぜた後、冷蔵庫で低温長期発酵させて作ります。

シンプルな材料なので、数日掛けて旨味を熟成させることがポイント。また、材料に自家培養した天然酵母を使って独自の風味や味わいを付けるお店も多くあります。

いずれにせよ、パン作りを何度か経験してから挑戦した方が良いでしょう。

 

小麦の風味を活かしたパンの仲間たち

ライ麦粉は寒冷地でも育てやすい穀物なので、フィンランドやドイツで多く消費されています。

当サイトでは、他にもライ麦粉を主原料としたパンを紹介していますので、是非ご覧ください。