イングリッシュ・マフィン

イングリッシュ・マフィン

イギリスのパン「イングリッシュ・マフィン」を解説します。

イングリッシュ・マフィンとは?

名称イングリッシュ・マフィン(English Muffin)
材料・小麦粉
・パン酵母
・塩
・砂糖
・水
・スキムミルク
・ショートニング
・コーングリッツ(コーンミール)
発酵種・イースト
焼き方・型焼き

イングリッシュ・マフィンは、白っぽくて平たい見た目が特徴的なイギリスの食事パンです。

イギリスでは、「マフィン」と呼ばれていますが、アメリカの甘いタイプのマフィンと区別するために、日本ではイングリッシュ・マフィンと区別して呼ばれるようになりました。

生地の表面には、黄色っぽい粉がまぶされていますが、これは「コーングリッツ」と呼ばれる、とうもろこしの粉末です。パン生地にと一緒に焼くことで、コーンの香ばしい香りを付けることができます。

イングリッシュ・マフィンの特徴

・白っぽい生地

・コーングリッツが香ばしい

・トーストし直して食べるのが一般的

 

イングリッシュ・マフィンの雑学

イングリッシュ・マフィンに関する雑学をいくつかご紹介します。

 

マフィンの語源とは?

マフィンの語源は寒冷地で手につける「マフ」という防寒具が由来となっています。

形がマフに似ているからではなくて、寒い時期に防寒具代わりにマフィンで手を温めていたのが理由なんだそうです。

 

エッグ・ベネディクトに使うパンはコレ!

ニューヨークで人気の「エッグ・ベネディクト」に使用されるパンといえば「イングリッシュ・マフィン」が定番です。

原型はトーストで作られていたそうですが、お店でアレンジする際に今の形になったそう。上にたっぷりとかかっている「オランデーズソース」ですが、これはバターとレモン果汁に卵黄を加えて乳化させて作るんだそうです。

なかなか自宅で真似できないメニューとなっており、見た目のインパクトと相まって日本でも人気のメニューですね。

 

イングリッシュ・マフィンの食べ方

イングリッシュ・マフィンを食べる際は、横半分にスライスして一度トーストするのが一般的です。

こんがりと内側を焼いたら、ベーコンやスクランブルエッグをあしらって朝食にコーヒーと一緒に食べるのがベストでしょう。

 

イングリッシュ・マフィンのおいしいお店

イングリッシュ・マフィンを専門に取り扱うお店は少ないですが、カフェの朝食では定番メニューとして提供しているお店は結構あります。また、エッグ・ベネディクトにも用いられているパンなので、こちらの名店も合わせてご紹介していきます。

 

人気の店舗(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)

 

イングリッシュ・マフィンに似ているパン

イングリッシュ・マフィンは、オープンして肉や野菜などの具材と一緒に食べることが多いパンです。同様にシンプルな味わいで挟む具材の味を損ねないような素朴なパンをいくつかご紹介したいと思います。

 

山型をしたパンの仲間たち

パン・ド・カンパーニュ(フランスのパン)

チャバタ(イタリアのパン)

ピタ(中近東のパン)

バンズ(アメリカのパン)