バンズ

バンズ

アメリカの食事パン「バンズ」を解説します。

バンズとは?

名称バンズ(Buns)
材料・小麦粉
・パン酵母
・塩
・砂糖
・水
・バター
・スキムミルク
・卵
※牛乳、マーガリンを使う場合もある
発酵種・イースト
焼き方・天板焼き

バンズは、ハンバーグやソーセージを挟んで食べることが多いアメリカのパンです

アメリカでは、ハンバーグを挟むための丸いタイプを「ハンバーガーバンズ」と呼び、ソーセージを挟むために細長く作ったバンズを「ホットドッグバンズ」と呼んでいます。

ハンバーガーやホットドッグが誕生したのは、19世紀後半頃と言われており、忙しい労働者が手軽に食べられることで人気を博しました。今ではアメリカだけでなく、世界中で人気とファストフードとなっています。

バンズの特徴

・ハンバーグなどの加工肉を挟んで食べる

・挟む具材によって形状が異なる

・ソフトで弾力があるため、切込みをいれても型崩れしない

 

バンズの雑学

バンズに関するちょっとした雑学をご紹介します。

ハンバーガーバンズは切り分けた部分ごとに名前がある

ハンバーガーを真ん中から切り分ける際に、上半分と下半分に分割されますが、それぞれに名前があるのをご存知ですか。

上半分は「クラウン」(冠)、下半分を「ヒール」(かかと)と呼ぶんだそうです。なお、さらに中央を残して分ける場合は、中央部分を「クラブ」と呼びます。

 

ホットドッグのモデル犬はダックスフント

ダックスフント

ドイツ原産の犬種である「ダックスフント」は、短足胴長の見た目がホットドッグにそっくりです。

19世紀後半にドイツ系移民がソーセージをアメリカに持ち込んだ際に、バンズに挟んだ見た目が似てたので、そう呼ばれるようになったみたいですね。ちなみに、ダックスフントがアメリカに輸出されるようになったのもこの頃だと伝えられています。

 

マクドナルド誕生秘話が衝撃的!?

マクドナルドが世界規模の大企業にまで成長した背景には、「レイ・クロック」というカリスマ経営者の力があったからだと言われています。

レイ・クロックってどんな人物?

・とにかくポジティブで行動的

・協調性がなく我が道を行くタイプ

・利益を徹底追及する合理主義者

レイ・クロックの徹底的と言えるまでに利益を追求するストイックな姿勢は、賛否両論が分かれるところですが、ソフトバンク孫正義さんやユニクロ柳井正さんなどの日本大手企業の経営陣からも支持される人物です。

この話を詳しく知りたい方は、2017年に公開された「ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密」という映画がおすすめです。

ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密(公式)

その他にレイ・クロックの自伝も発売されています。

 

バンズのおいしいお店

バンズは「ハンバーガー」や「ホットドッグ」として食べるのが一般的。日本でもこれらの専門店は多いですよね。

いくつか有名店をご紹介していきます。

ハンバーガーの人気店(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)

 

ホットドッグの人気店(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)

 

バンズに似ているパン

バンズは肉・魚や野菜を挟むことで、相乗効果のおいしさが生まれます。

バンズのようにシンプルな味わいで、具材を挟むのに適した世界のパンをいくつかご紹介します。

具材を挟むのに適したパンの仲間たち

コッペパン(日本のパン)

べーグル(アメリカのパン)

ピタ(中近東のパン)

ミッシュブロート(ドイツのパン)

イングリッシュ・マフィン(イギリスのパン)

カイザーゼンメル(オーストリアのパン)