フーガス

フランスのパン | フーガス

フーガスの特徴

  • 平たい葉っぱのようなパン
  • カリッとした歯ごたえ
  • オリーブやハーブをはさんで作る

フランスのパン | フーガスとは?

名称フーガス(Fougasse)
材料・小麦粉
・酵母
・塩
・水
・オリーブ油
・オリーブの実
発酵種・イースト
焼き方・天板焼き

フランスの「フーガス」は、南フランスのプロヴァンス地方で親しまれているパン。

ラテン語で「灰焼きパン」という意味を持ち、古代ローマ時代に炉端で焼かれていたことを起源としています。

平たく伸ばした焼くだけでなく、オリーブやハーブ、アンチョビなどをはさむ場合が多いです。日本でもオリーブが挟まれた葉っぱ型のフーガスをよく見かけるようになりました。

フーガスは、塩気を効かせてお酒と一緒に楽しむことが多いですが、エグ・モルトという地域では、甘いフーガスがデザートとして作られているそうです。

 

フーガスの作り方

フーガスの材料には、小麦粉、酵母、塩、水の他にオリーブ油を使います。

製法はイタリアのフォカッチャに似ていますが、地中海に面したプロヴァンス地方にもオリーブ畑が多い点が影響しているようですね。

成形時は平たく伸ばしたパン生地の中に細かくしたオリーブの実やハーブ、アンチョビを加えておつまみ感覚で作る場合が多く、薄くてカリカリっとした食感のパンと相まってワインを飲みたくなる味となっています。

 

ワインと一緒に食べたくなるパンの仲間たち

フーガスは、カリッとした食感と塩気を強めに効かせることでワインやビールと一緒に楽しみたくなるパンです。

似たようなパンがフランス以外にもありますので、いくつかご紹介します。