オーストリアを代表する食事パン「ザルツシュタンゲン」を解説します。
ザルツシュタンゲンとは？
| 名称 | ザルツシュタンゲン（Salz Stangen） |
| 材料 | ・小麦粉 ・パン酵母 ・塩 ・水 ・スキムミルク ・バター ・モルトシロップ ・岩塩 ・キャラウェイシード |
| 発酵種 | ・イースト |
| 焼き方 | ・直焼き |
ザルツシュタンゲンは、岩塩を振りかけて焼いたロールパンで、オーストリアを代表とする定番のパンです。
名前の意味はそのままで、ザルツは「塩」シュタンゲンは「棒」という意味となっています。スティック状の見た目からも伺えますね。
パンに使われる材料自体は「カイザーゼンメル」と同じですが、焼く直前に岩塩を振るのが大きなポイントです。塩気があって食事にも向いていますが、オーストリアではビールのお供に食するという方も多いようですね。
ザルツシュタンゲンの特徴
・細長い形状のロールパン
・岩塩を振るのがポイント
・お酒のおつまみにもぴったり
ザルツシュタンゲンの食べ方
ザルツシュタンゲンは、バターを生地に練り込んでいるためほのかな甘みがあります。細長い形状をしているので、具材は挟まずにそのまま食すスタイルが多いようです。
岩塩の程よい塩気があるパンは、ベーコンやソーセージなどの加工肉とは相性が良いですね。
ザルツシュタンゲンのおいしいお店
ザルツシュタンゲンなどのオーストリアのパンは、ドイツパンを販売しているパン屋（ベッカライ）で一緒に売られていることが多いです。
ドイツパンの有名店をいくつかご紹介していきます。
人気のお店（詳細は各店舗にお問い合わせ下さい）
ザルツシュタンゲンに似ているパン
日本の塩バターパンの原型になったとも言われているザルツシュタンゲンは、岩塩の塩気とサクッとしたクラストが相まって、ビールをおつまみに最適なパンです。
ザルツシュタンゲンのように、岩塩をあしらって作られるパンの仲間たちを、いくつかご紹介します。
岩塩が決め手のパンの仲間たち