イギリスの食卓の定番「イギリスパン」を解説します。
イギリスパンとは?
名称 | イギリスパン(English Bread) |
材料 | ・小麦粉 ・パン酵母 ・塩 ・砂糖 ・水 ・スキムミルク ・ショートニング |
発酵種 | ・イースト |
焼き方 | ・型焼き |
イギリスパンは、日本の食パンの原型にもなっているイギリスを代表するテーブルブレッドです。
イギリスでは、一般的に「ホワイト・ブレッド」「ホワイト・ローフ」や、ブリキ製の「ティン」という焼き型を使うので「ティン・ブレッド」と呼ばれてなど様々です。
一見すると、日本の「角食パン」と頂点の形状以外は同じように見えますが、ショートニングを使って高温で焼き上げることで、表面がパリッとするように工夫されているなど、形以外にも材料の割合も違っていたりします。
イギリスパンの特徴
・山型に伸び上がった見た目
・さっくり歯切れ良い食感
・クセが無いので、トーストやサンドイッチに最適
焼き上がりよりも、粗熱と余分な水分が抜けた2時間後が最も美味しく食べられるタイミングです。
イギリスパンの食べ方
イギリスパンは、日本の角食パンと比べると砂糖の配合割合が少なく、あまりパン自体の甘みは感じません。シンプルな味わいなので、サンドイッチにして具材を挟んだり、トーストして食べるのがイギリスでは一般的なんだそうです。
大手ベーカリーチェーン「リトルマーメイド」では、イギリスパンを使った様々なレシピが公開されていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
イギリスパンのおいしいお店
イギリスパンは角食パンのバリエーションとして作っているお店が多く、味わいもあっさりしているので朝食向きのパンとなっています。
そんなイギリスパンに、特に力を入れているお店をいくつかご紹介します。
人気の店舗(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)
イギリスパンに似ているパン
イギリスパンは型のフタを閉じずに焼くことで、盛り上がった山のような見た目に仕上げることができます。
世界中には、大小様々な山のような形をしたパンが存在していますので、いくつかご紹介したいと思います。
山型をしたパンの仲間たち
ブリオッシュ・ナンテール(フランスのパン)
レーズン・ブレッド(アメリカのパン)
フロッケンブロート(ドイツのパン)
パン・ド・ミ(フランスのパン)