エピの特徴
- 麦の穂を模したフランスパンのバリエーション
- 日本ではベーコンやチーズ入りが人気
- 手でちぎりやすい形状
フランスのパン「エピ」は、細く成形した生地に切れ込みを入れてから左右にずらして焼くという一風変わった作り方をします。
見た目が面白いのもさることながら、先の尖った部分のカリッとした部分と太い生地のモチっとした食感を同時に楽しむことができます。
フランスのパン | エピとは?
名称 | エピ(Epi) |
材料 | ・小麦粉(強力粉) ・酵母 ・塩 ・水 |
発酵種 | ・イースト |
焼き方 | ・直焼き |
特徴的な細長い形をした「エピ」は、フランス語で「麦の穂」という意味のパン。
材料は代表的な「バゲット」や「パリジャン」といったフランスパンと同じで、成形方法のみ異なります。
エピもバゲットと同様に日常的に食べるパンの代表ですが、ちぎりやすい形状のためナイフで切る必要がなくて食べやすいという利点があります。
エピの食べ方
エピは主食として、そのまま食べるのが一般的です。
フランスでは、シンプルにそのまま焼いたものが定番ですが、日本だとベーコンを包み込んで焼く「ベーコンエピ」が最も多く作られています。
カリッとした食感なので、ワインとの相性が良いパンです。
エピに似たパン
エピのようなパンをフランスでは、「パン・ファンテジー」と呼びます。
パン・ファンテジーとは、棒状以外に成形したパンの総称で、他にもバリエーションがいくつか存在するんですよ。