パンのレシピ

ふんわり感すごっ!バターたっぷり豆乳パンの作り方【優しい手順付】

当記事では、水の変わりに豆乳を使って作る「ふんわり豆乳パン」のレシピをご紹介します。

こんな方におすすめの記事

  • ふんわり柔らかいパンが食べたい
  • バター好きにおすすめのパンを作りたい
  • 豆乳が冷蔵庫に余ってるので使い切りたい

上記の方におすすめの手作りパンレシピです。

 
 
 
 
 
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イーストちゃん
ツンツンした見た目がカワイイ!

豆乳パンの材料は水を一切使いません。変わりに豆乳を加えて作ります。

パン生地にバターをたっぷり練り込んでいるので、ソフトな食感と優しい甘さがたまらないパンとなってます。

記事内では、豆乳パンの材料や作り方の手順を交えつつ解説していきますので、ご覧ください。

なお、パン作り初心者(未経験)という方は、以下の記事を先に読んでおくと基本をマスターできるのでおすすめですよ。

パン作りの基礎知識を紹介
初心者でもパンが作れる!ゼロから学ぶパン作りの基本知識

続きを見る

 

豆乳パン作りに必要な道具

豆乳パン作りに使う道具は以下の通り。

必要な道具

・ボウル(2個あると便利)

・計量カップ

・ミニ泡立て器

・デジタルスケール

カード(スケッパー)

作業台(ペストリーボード)

・キッチンバサミ

・料理用のハケ

発酵機能付きのオーブンレンジ

一般的なパン作りに使う道具ばかりなので揃えやすいです。

ふくとも
最初に揃える道具は以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。

 

豆乳パンの材料はこちら

豆乳パンの材料

豆乳パンの材料(8個)

強力粉 250g
インスタントドライイースト 3g
塩  4g
砂糖 30g
無塩バター 40g
卵黄 1個
豆乳(35~38℃にする) 170ml
溶き卵 分量外(最後に塗る)

特に揃えづらい材料は無いと思います。

なお、インスタントドライイーストは赤サフを愛用しています。
赤サフは取り扱っていないスーパーも多いので、手に入らない場合は日清スーパーカメリヤとかでも良いと思いますよ。

ワンポイント

ちなみに豆乳を牛乳に変えるだけでフランスの「パン・オ・レ」が作れます。覚えておきましょう。

豆乳パンの作り方【全13工程】

豆乳パンを作る時間は、発酵させるのも含めて大体3時間

長いように感じるかもですが、パン作りでは一般的な制作時間なので「普通」です。

豆乳パンの作り方

  • 手順1.豆乳と卵黄、バター以外の材料を混ぜる
  • 手順2.豆乳と卵黄を加えてさらに混ぜる
  • 手順3.パン生地を作業台でこねてまとめる
  • 手順4.広げたパン生地にバターをのせて練り込む
  • 手順5.再び、こね直す
  • 手順6.1次発酵【30℃で60分】
  • 手順7.作業台でパン生地を8分割して丸める
  • 手順8.ベンチタイム【15分】
  • 手順9.ガス抜きしつつ成形する
  • 手順10.2次発酵【40℃で20分】
  • 手順11.焼く直前のパン生地にクープを入れる
  • 手順12.溶き卵をパン生地に塗る
  • 手順13.オーブンで焼く【190℃で15分】

上記について、写真を使って順番に手順解説していきます。

初心者さんが挫折しないようになるべく丁寧に書いているので少々長めです。その分、細かいポイントとか注意点にも触れているので参考になると思いますよ。

是非、ご覧ください。

ふくとも
まずは以下の事前準備から始めましょう!

事前に準備しておくこと

・生地に混ぜる卵を「卵黄」のみに分けておく

・豆乳は湯煎(ゆせん)して35℃~38℃にする

・バターを常温に戻す(冷蔵庫から出して30分くらい)

事前準備が済んだら、パン作り開始!

途中、間違えても気にしないでOK!楽しみながら挑戦してみることが大事ですよ。

 

手順1.豆乳と卵黄、バター以外の材料を混ぜる

ボウルに強力粉、インスタントドライイースト、砂糖、塩を加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜましょう。

ワンポイント

材料は絶対に目分量ではなく、デジタルスケールを使って計るようにしましょう。

グラムを間違うと、パン生地がベタベタしてまとまらなくなったりと最悪です。

 

 

手順2.豆乳と卵黄を加えてさらに混ぜる

【手順1】の材料が均一に混ざったら、豆乳と卵黄を加えてさらに混ぜていきましょう。

豆乳と卵黄は事前に一緒にしておくと混ぜやすいようです。僕は別々に混ぜちゃいましたが、特に問題ありませんでした。

 

手順3.パン生地を作業台でこねてまとめる

続いて作業台にパン生地を広げて混ぜていきましょう。

こね方は一般的な【こすりつけてこねる⇒たたきこね】という流れです。よくわからないという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

 

手順4.広げたパン生地にバターをのせて練り込む

パン生地がまとまって、引っ張っても破れないくらいになってきたら、バターを投下します。

バターを加るコツは以下の通り。

・バターは細かくちぎって使う

・パン生地を切って練り込むイメージ

・揉み込むようにこねると混ざるのが早い

 

以下の記事で詳しくまとめています。

参考記事パン作りでバター・ショートニングを生地に混ぜるコツ&効果を解説

 

手順5.再び、こね直す

バターがパン生地に馴染んできたら、再度こね直していきます。

やり方は【たたきこね】だけ続ける感じで大丈夫です。バターのベタつきがなくなって、パン生地を薄く伸ばしても破れない状態を目指しましょう。

ワンポイント

こねるのを終わりにする判断には「グルテンチェック」を使いましょう。

グルテンチェックとは、パン生地のグルテン膜の状態で仕上がりを判断するワザです。慣れるまでは、ざっくりと【薄く伸ばしても破れないからOK】程度で作っていきましょう。

参考記事【グルテンチェック】ハリのあるパン生地を作るポイントを徹底解説

最初はバターでべたついてますが…

馴染むとしっとりしてきます

 

手順6.1次発酵【30℃で60分】

こねるのが終わったら、キレイなボウルに戻して1次発酵させましょう。

温度と時間は以下の通りです。

1次発酵の目安:30℃で60分

 

1次発酵はオーブンの発酵機能を使うのがもっとも手軽ですが、冬場以外は室温に置いておくだけでも構いません。

なお、室温で発酵させる際は、気持ち10分くらい長めに発酵させると良いでしょう。

ふくとも
目安として2倍に膨らんでいれば発酵を終わりにして大丈夫ですよ。

1次発酵前(BEFORE)

1次発酵後(AFTER)

 

手順7.作業台でパン生地を8分割して丸める

1次発酵が終わったら、再び作業台パン生地を戻しましょう。戻す際はボウルをひっくり返して、パン生地の上下が逆になるようにしてください。

パン生地全体を軽く手で押さえて内部のガスを抜きつつ、スケッパーを使って8個に分けていきましょう。

分割したパン生地は丸い形に整えておきます。

ワンポイント

パン生地を分割する際は、デジタルスケールで1個ずつ重さを測ってグラムを揃えるようにしましょう。

少し面倒かもですが、大きさが揃っていないと焼きムラが出来てしまうので後々悲しい気分になりますよ。

大きさは揃えておきましょうね

 

手順8.ベンチタイム【15分】

パン生地を丸め終わったら、きつく絞った濡れ布巾(キッチンペーパーでも可)を被せて15分休ませましょう。

なんで休ませるの?

パン生地をちょっとだけ休ませてあげると、伸びがよくなり成形しやすくなります。

分割した直後のパン生地は少し張って伸びにくいので、基本的にベンチタイムはやっておきましょう。

 

手順9.ガス抜きしつつ成形する

ベンチタイムが終わったら、ガス抜きしつつ成形を行っていきます。

手順は以下の通りです。

  1. パン生地を裏返してガス抜きをする
  2. パン生地の1/3を中央に向かって折りたたむ
  3. 逆側の1/3も中央に向かって折りたたむ
  4. さらに半分に折りたたむ
  5. 重ねた部分をしっかりと閉じる

ここは慣れないと難しいので、写真を見ながらゆっくり挑戦してみてください。

手の甲を使ってガス抜きして広げる

 

 

手順10.2次発酵【40℃で20分】

すべてのパン生地の成形が終わったら、閉じた面が下になるようにオーブンシートを敷いた天板に並べて2次発酵させていきましょう。

2次発酵の目安:40℃で20分

さすがに40℃は室温で再現できないので、オーブンの発酵機能を使いましょう。なお、膨らみ具合の目安は【1.5倍】です。

2次発酵前(BEFORE)

2次発酵後(AFTER)

 

手順11.焼く直前のパン生地にクープを入れる

2次発酵が終わったら、焼く準備に入ります。

オーブンの予熱(190℃で15分に設定)を開始しつつ、待っている間パン生地が乾燥しないように濡れた布巾をかけておきましょう。

オーブンの予熱が終わったら、ハサミを使ってパン生地に切れ込み(クープ)を入れていきます。

縦方向に4箇所チョキチョキして「角(つの)を作っていく」イメージですね。

豆乳パンのクープの入れ方

なお、とんがり部分は飾り付けの意味合いが強いので、面倒ならそのまま焼いてしまっても良いです。

 

手順12.溶き卵をパン生地に塗る

最後に溶き卵をパン生地表面に薄く塗ります。僕はちょっと厚塗りになってしまいました。

溶き卵はオーブンシートにたらさないように丁寧に塗るのがポイントです。

 

手順13.オーブンで焼く【190℃で15分】

オーブンの性能にもよりますが、15分焼けば良い感じに焼色がついてきます。

焦げそうになった場合、温度を10~20℃下げるかアルミホイルを被せて焦げ防止しましょう。

 

豆乳パンを食べた感想

完成した豆乳パンがこちら!

手作り豆乳パン

クープ(ハサミで切ったとこ)が思い通りツンツンした感じになりました!

触った感じふわっとしていて柔らかいスポンジのような手触りですね。中も割って見てみます。

卵黄を使ったので、中身が少し黄色い

中からバターの香りがブワッとしてきました!

パンの表面が少し硬めに仕上がっていて、食感はバターロールとクロワッサンの中間くらい。そのまま食べても十分に美味しいですが、厚切りバターをサンドするのも良いですね。

ふくとも
甘さ控えめなので食事にもおやつにも使えますよ
お昼はハムをはさんで、おやつにはチョコクリームで決まり!
イーストちゃん

 

ふわふわ最高!手作り豆乳パンで食卓を彩ろう

豆乳パンは手作りパンの中でも簡単につくれる部類かなと思います。

材料も近所のスーパーで買えるものばかり。万人受けする味なので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

豆乳パンの作り方

  • 手順1.豆乳と卵黄、バター以外の材料を混ぜる
  • 手順2.豆乳と卵黄を加えてさらに混ぜる
  • 手順3.パン生地を作業台でこねてまとめる
  • 手順4.広げたパン生地にバターをのせて練り込む
  • 手順5.再び、こね直す
  • 手順6.1次発酵【30℃で60分】
  • 手順7.作業台でパン生地を8分割して丸める
  • 手順8.ベンチタイム【15分】
  • 手順9.ガス抜きしつつ成形する
  • 手順10.2次発酵【40℃で20分】
  • 手順11.焼く直前のパン生地にクープを入れる
  • 手順12.溶き卵をパン生地に塗る
  • 手順13.オーブンで焼く【190℃で15分】

パンのレシピ一覧はこちら

 

それでは、楽しいパンLIFEを!!

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