手作りパンのノウハウ

【2020年版】パンを焼く目線で語る!オーブンレンジ徹底比較&おすすめ紹介

オーブンレンジ徹底比較

パンを手作りする際に必要な道具の中でもっと重要かつ高価なものが『オーブンレンジ』です。

当記事では、パンを焼くという目線で考えた時にどのオーブンレンジを選ぶのが最良かお伝えしていきます。

※2020年10月時点の情報で更新しました。

こんな方におすすめの記事

  • 手作りパンに最適なオーブンを知りたい
  • オーブンの種類が多くて選ぶ基準がわからない
  • 相対的に性能を比較してオーブンを選びたい

僕自身、自宅でパンを焼き続けて2年以上経ちますが、そろそろオーブンレンジを買い替えたいと強く思っている今日この頃です。

そこで「パンを焼くことを考えた時にどのオーブンレンジが最良なんだろう?」と思いたち、各メーカーのオーブンレンジの『機能』『最大火力』『サイズ』といった各性能を徹底比較してみることにしました。

我が家のオーブンレンジを買い替える目的でまとめた情報とはなりますが、オーブンレンジを選ぶ際の参考になるかと思いブログで公開することにしました。

買い替えを検討しているあなたの参考になれば幸いです。

ふくとも
僕のおすすめは『東芝 石窯ドーム』です。
総合的に見て、最も高性能かつパン焼きに適しているという結果でした。

具体的な理由は記事内で詳しく解説しています。性能の違いを比較する気持ちでご覧下さい。

※当記事でご紹介するのは『電気オーブンレンジ』のみとなります。

パンを焼く際に重要なオーブンレンジの性能とは?

オーブンレンジに求める性能とは?

パンを焼くという観点で性能比較を行う前に『我が家のオーブンレンジの不満なところ』を整理してみました。

ちなみに我が家のオーブンは【TOSHIBA ER-J3A】(販売終了品)という庫内サイズ『17リットル』の中型オーブンを使用しています。

不満要素具体的な理由
オーブンサイズが小さい一度にたくさんのパンが焼けない(天板が2段ほしい)
スチーム機能がない霧吹きでスチームを行う必要があって少し手間
火力が弱い(最大250℃)火力が出ないので、バゲットがパリッと仕上がらない
予熱に時間が掛かる予熱に20分くらい掛かるので、パンの発酵調整が難しい

大きくあげると上記の4つです。

特にオーブンサイズが小さいのが致命的なのですが、今はオーブン内にバターロール5個しか入らないほど狭く、10個作る場合は2回に分けて焼く必要があったりします。時間と手間が掛かって非効率的なんですよね。

ふくとも
元々パン用にオーブンを買ったわけではないので仕方ないんですけどね。

僕の不満要素を踏まえて、以下の性能を各メーカー毎に評価して分析してみることにしました。

比較対象の性能

・オーブン庫内サイズ

・設定可能温度

・スチーム機能有無

・予熱時間

・オーブンの寸法(幅×奥行×高さ)

・年間消費電気量

・値段(平均価格)

 

各社のおすすめオーブンレンジ性能を比較

選定基準は『スチーム機能を有しており、庫内サイズが30リットル以上のオーブンレンジであること』です。

大手メーカーから発売しているオーブンから最もパン作りに適した商品をリサーチして選定しましたので、ご覧ください。

メーカー名商品名おすすめ度(5段階評価)
日立ヘルシーシェフ【MRO-SBK1】★★★
パナソニックビストロ【NE-BS807】★★★★
東芝石窯ドーム【ER-VD3000】★★★★★
シャープヘルシオ【AX-XS500】★★★

リサーチの結果、『東芝 石窯ドーム』が最もパンを焼くという観点で最良の選択肢だということがわかりました。

おすすめ度の根拠も踏まえて各商品毎に解説していきます。気になる商品からご覧下さい。

日立:ヘルシーシェフ【MRO-SBK1】

日立ヘルシーシェフ

総庫内サイズ33リットル
オーブンの寸法幅50.0cm/奥行47.7cm/高さ41.8cm
設定可能温度100~250℃、300℃
天板の段数2段
予熱時間非公開
年間消費電気量72.7kWh/年
値段(平均価格)93,000円

日立から発売されているヘルシーシェフの一番の特徴は『ベーカリー機能』が搭載されていることですね。簡単に言うとオーブンとホームベーカリーが一体化した!ということです。

食パンだったら『ねり~焼き』まで全自動でなんと90分!で作れてしまいます。

日立のベーカリー機能

ふくとも
普通に食パンを作ったら240分はかかります。時短具合が半端ないです。

洗い物も少なく済んで、めちゃくちゃ手間いらずですね。また、その他のベーカリーメニューもとにかく豊富で『39種類』のパンに対応した設定を行うことが可能になっています。

オーブンサイズも『33リットル』と大容量なのも嬉しいところ。鶏の丸焼きも豪快に焼くことも可能ですよね。

残念なところはさすがに高性能なので値段は高いですね。また、奥行47.7cmと大きいため、広いキッチンでないと場所の確保に難儀しそうです。

とはいえ、ベーカリー機能は日立だけの独自技術なので、お値段以上の魅力があるように感じました。毎日手軽に食パンを焼きたいという方におすすめの機種となっています。

 

パナソニック:ビストロ【NE-BS807】

パナソニック ビストロ NE-BS807

総庫内サイズ30リットル
オーブンの寸法幅49.4cm/奥行44.5cm/高さ37.0cm
設定可能温度70~300℃
天板の段数2段
予熱時間200℃7分/250℃14分/300℃27分
年間消費電気量67.0kWh/年
値段(平均価格)63,000円

パナソニックから発売されているビストロは『安価・省エネ』なのが魅力です。

地味に嬉しいのが、オーブン温度を『70℃~300℃』まで細かく設定できる点。

パンの温度設定って焼け具合によって細かく変えていきたいので、幅広く設定できる方が助かります。他メーカーだと『260~290℃』といった細かい温度設定が出来ない機種が多いですよね。

30Lタイプの高性能オーブンの中では値段もお手頃なので、コストを抑えて手作りパンを楽しみたい人にはもってこいです。

 

東芝:石窯ドーム【ER-VD3000】

東芝 ER-VD3000

総庫内サイズ30L
オーブンの寸法幅49.8cm/奥行39.9cm/高さ39.6cm
設定可能温度100~300℃
天板の段数2段
予熱時間200℃ 5分/250℃ 12分/300℃22分
年間消費電気量70.0kWh/年
値段(平均価格)70,000円

『東芝 石窯ドーム』は自宅でパンを焼く人~パン教室の先生まで幅広い層に支持されている人気機種です。

パン好きさんなら、一度はCMやお店で見かけたことあるんじゃないでしょうか。

石窯ドームは、内側の熱を効率よく循環させる仕組みとなっていて、パンの焼きムラが少なくキレイに仕上げることができます。

なお、ご紹介した「ER-VD3000」には上位機種も存在します。こちらは最高温度350℃まで出すことができるモンスターマシンですが、手作りパンを焼くだけなら300℃あれば十分。

値段も3~4万円も高くなってしまうので、お財布にも優しくありません。

ふくとも
窯で焼いたようなピザを家で作りたい人だけ検討してみてください。

ワンポイント

石窯ドームは、性能面だけでなく奥行き幅が小さいのもポイント。

さらに熱の排気口が後ろではなく上に付いているため、背面を壁にピッタリ付けても良い構造になっています。

ご家庭で使う場合、大型のオーブンレンジは置き場所を取って困ってしまいますよね。特に賃貸住宅だと場所も限られてしまい大変。

省スペースに配置できる石窯ドームなら「大きすぎて置けない」といった心配は少ないので、買い替える場合も選びやすいです。

石窯ドーム導入事例

ABCクッキングスタジオでも石窯ドームが愛用されています

 

性能と値段のバランスが良い人気機種なので、何が良いか迷ったら【石窯ドーム】を選んでおけば間違いないでしょう。

 

シャープ:ヘルシオ【AX-XS500】

シャープヘルシオ

総庫内サイズ30L
オーブンの寸法幅49.0cm/奥行45.0cm/高さ42.0cm
設定可能温度100~250℃、300℃
天板の段数2段
予熱時間200℃11分/250℃17分/300℃28分
年間消費電気量73.3kWh/年
値段(平均価格)77,000円

シャープのヘルシオ【AX-XS500】の特徴は『過熱水蒸気コントロール機能』が搭載されている点です。

ふくとも
簡単に言うと、スチームの水蒸気を調整できるってことです。

シャープの水蒸気量コントロール機能

食パンは水蒸気量を少なくして『ふんわり』仕上げられますし、フランスパンは水蒸気量を多くして『バリっと』仕上げることが可能になります。スチームを行う間隔やタイミングを調整できる機種は多いですが、量を上手に調整できる機種は他にはないですね。

ヘルシオの残念ポイントは消費電力量が高くて省エネ性能が低い点です。

機械制御で補っている部分が多いため、必然的に電力消費が激しいものと思われます。消費電力ってなかなか見えづらい部分ですが、チリも積もればなんとやらです。

ワンポイント

この機種が発売されたのは2018年と少々古いモデルとなっています。

ヘルシオの新モデルは庫内温度250℃まで出せないので、ちょっとパン作りにはスペック不足なんですよね。

そろそろ在庫切れの可能性もあるので、「ヘルシオが良い!」という人は早めに購入した方が良いかもしれません。

オーブン内部の高さがあって大容量かつ独自機能も備えているので、2020年現在でも十分良い機種です。

 

手作りパンをより楽しみたいなら『東芝 石窯ドーム』が最良です

値段と性能のバランスを考えると『東芝 石窯ドーム』がご家庭でパンを焼くのに最適という結果になりました。

パン作りにほしい機能が惜しげもなく実装されているので、電気オーブンレンジの最終到達点といっても過言ではありません。

イーストちゃん
性能が良いのかわかるけど、やっぱり高いわね!

たしかにオーブンレンジに7~8万円以上かけるのは勇気のいる選択ですよね。

とはいえ、ケチって安価なオーブンレンジで妥協してしまうと「パンが全然入らない!」「焼きムラができて見た目が悪い」「スチーム機能が無くて困る」など、パン作りをするうえで不便なことが多いのも事実なんです。

少しでもコストを抑えたい人には、パナソニックのビストロもおすすめ。

また、時期によって型落ちモデルが安く買える場合もありますので、値段を見比べて選ぶとよいでしょう。

おすすめはコレ

とにかく性能を重視したい人

 >>東芝 石窯ドーム【ER-VD3000】

コストパフォーマンスを重視したい人

 >>パナソニックのビストロ【NE-BS807】

僕は1~2年以内に『石窯ドーム』に買い換える予定です。

購入したら使い心地など詳しくレビューさせていただきますね。

 

必須じゃないけど高性能オーブンレンジがあるとパン作りは快適

勘違いのないように言いますが、高性能オーブンレンジがないとパン作りができないわけではありません。

「こんなに高いオーブンいきなり買えないよ!」という人は、高性能のオーブンレンジを無理に買わずとも『23L』クラスの中型オーブンレンジから始めても大丈夫です。

ふくとも
23Lだと、シャープ【RE-SS8X】あたりが良さげです。

ただ、パン作りの沼にハマるといつか物足りないと感じる日が来るのは間違いありません。

そうなって買い替えるくらいなら、最初にずっと使えるオーブンレンジで焼き続けて慣れた方が効率的なんですよね。

 

まとめ:パンを焼くならオーブンレンジの性能を比較して選ぼう!

当記事でご紹介したオーブンレンジの性能比較結果は参考になりましたでしょうか。

調査をした動機は個人的に評価することが目的でしたが、客観的意見でまとめるように努めました。

少しでもあなたのオーブンレンジ選びの参考になれば幸いです。

僕はパン作りを始める前にオーブンレンジを買ってしまった残念な人間ですが、こうして各メーカーのオーブン性能をリサーチしてみると雲泥の差があることを改めて理解させられますね。うーん、今すぐにでも買い替えたい気分。

最後に僕から言えることは、性能が良いオーブンを使った方がパン作りで余計な労力を使わないで済みますし、上達が早くなるということです。かゆいところに手が届くので、パンを焼くことが楽しくなるのは間違いありませんよ!

ふくとも
是非、長い目でオーブンレンジをどうするか検討してみて下さいね。

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