日本人が食べ慣れている小麦を使ったパンと違い、ライ麦のパンは独特の酸味が強くて日本人の口に合わないと思っているかもしれませんが、メステマッハーのライ麦パンは違います。
ライ麦の酸味もおだやかに仕上がっており、食べやすい味・・・というより純粋においしいです!
当記事の内容
- メステマッハーの魅力
- フォルコンブロートの特徴と味の感想
- ドライコルンの特徴と味の感想
- 取り扱っているお店を紹介
当記事では、メステマッハーの魅力やライ麦パンを食べた感想を写真付きで紹介します。ぜひ、興味が湧いたらお近くのインポートショップで探してみてくださいね。
メステマッハーとは?
メステマッハーはドイツのパンメーカーです。もともとは小さな村のベーカリーだったそうですが、140年以上の歳月を経て世界規模でライ麦パンを製造するメーカーに発展しました。
メステマッハーの主力商品はライ麦を使ったパン。そのこだわりは強く、有機栽培したライ麦全粒粉しか使いません。さらに人工的な添加物を一切使わないという徹底ぶり。安心して口にできますよね。
メステマッハーの特徴
- 有機栽培したライ麦全粒粉を使用
- ドイツ工場で一括製造
- 人工添加物は不使用
優しい酸味がクセになる美味しさですよ!
我が家では、リピート買いしまくりです。朝食の定番になりつつあります。
ドイツの無添加ライ麦パン実食!【すごく食べやすい】
実食したのはメステマッハーの【フォルコンブロート】と【ドライコルン】という2つの商品です。どちらも味のベースは同じですが、ドライコルンはライ麦以外の穀物をブレンドしています。
含まれる穀物の違い
- フォルコンブロート:ライ麦のみ
- ドライコルン:ライ麦、オート麦、大麦、亜麻仁、ごまをブレンド
フォルコンブロート
ドイツパンの代表格のひとつ【フォルコンブロート】です。見た目も真っ茶色でいかにもライ麦って感じしますね。
原材料を見てみる
原材料名 | 有機全粒ライ麦、食塩、イースト |
原材料は【有機全粒ライ麦、食塩、イースト】のみ!!ものすごくピュアな食品です。
内容量は500gで7枚にスライスされた状態でパック詰めされています。切る手間がいらないのは助かりますね。
味の感想
持った感じでわかりますが、すごくしっとりしています。食感は食パンと蒸しパンの中間のようなイメージですね。
ライ麦の程よい酸味があと引く美味しさ。そのまま食べても十分いけます。
ドライコルン
続いて紹介するのは【ドライコルン】です。ドライとはドイツ語で「3」を意味する言葉でして、有機全粒ライ麦と有機オート麦、有機大麦の3種類の穀物をブレンドしています。
原材料を見てみる
原材料名 | 有機全粒ライ麦、有機オート麦、有機大麦、有機亜麻仁、食塩、有機ごま、イースト |
ドライコルンも添加物不使用。というか、ライ麦だけじゃなくてオート麦や大麦も含めてすべて有機農法(オーガニック)なのに驚きです。
表面に見える粒は有機亜麻仁と有機ごまですかね。
こっちの方が色々入っていて栄養価高そうに見えますが、食物繊維の量はフォルコンブロートとほぼ同じでした。なので、味の好みで選べばいいと思います。
味の感想
ドライコルンの味自体はフォルコンブロートと大きく変わりませんが、ライ麦の量が少ないので気持ち酸味がおだやかです。また、有機亜麻仁と有機ごまのプチプチ食感と味わいがプラスされたのが良いアクセントになってます。
トーストして食べるのもオススメ!
そのまま食べても当然おいしいんですが、トーストするとライ麦の香りが引き立ちひと味違った顔になります。また、カリッとした食感も楽しめるのもいいです。
ライ麦だからなのかわかりませんが、焼いてもあまり焦げ目つきません。焼き具合の見分けが難しいんですが、手で触ってみて固くなっていればオッケーだと思います。
別の食べ方としてハムやチーズと一緒に食べるのにも向いています。
特におすすめは【クリームチーズ】ですね。食パンにバターを塗るような間隔でたっぷりと塗りたくってあげれば【チーズの酸味+ライ麦の酸味】が相まってめちゃウマです。
メステマッハーはどこのお店で買える?
メステマッハーのライ麦パンの取扱店は限られており、主にインポートショップで売られています。
個人経営でオーガニックに力を入れているようなお店に置いてあったりしますよ。
ちなみに僕は「酒のやまや」で買いました。意外とインポート品が充実しており穴場です。ついでに赤ワインも買えますし(笑)
近くにお店がなくてもネットショップで取り扱っているので、ご安心ください。
価格をみると楽天市場が良さそうですね。Amazonはぼったくり商品が多かったのでご注意ください。(500円前後が相場です)
ライ麦パン好きにメステマッハーはおすすめです
ライ麦パンは「まずい」なんて意見をたまに見かけます。
クオリティが昔よりよくなったのか、僕の口が特殊なだけなのか定かではありませんが、食べてまずかったのはひとつもありませんでしたよ。むしろおいしい。
ライ麦パンはいつもと違ったパンの味わいを提供してくれます。日本のソフトな食パンもよいですが、たまには野趣あふれるライ麦パンの魅力に浸ってみてはいかがでしょうか。
なお、ライ麦パンに興味がある人はドイツの蒸しパン「プンパーニッケル」もトライしていただきたいです。こちらの方が酸味が強くて好みが別れますが、好きな人は好きな味。詳しくは下記記事をご覧ください。
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ペーマのプンパーニッケル:実食レポ【味の感想・栄養価をお伝えします】
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それでは、楽しいパンLIFEを!!