ツオップ

ツオップ

スイス発祥の編み込みパン「ツオップ」を解説します。

ツオップとは?

名称ツオップ(Zopf)
材料・小麦粉
・パン酵母
・砂糖
・塩
・卵
・水(または牛乳)
・バター
発酵種・イースト
焼き方・天板焼き

ツオップは、15世紀のスイスで生まれた「編み込んだ髪」という意味のパンです。

その名前の通り、見た目が三編みの髪の毛のような見た目をしているのが特長。なぜ編み込む必要があるのかについては諸説ありますが、ヨーロッパには地域の当主が亡くなった際に妻の髪の毛を編み込んで一緒に埋葬する習わしがあったそうですが、時が経ってパンで代用になったという説が有力です。

ツオップは卵とバターを使うことで、ふっくらと柔らかい食感となっています。現在はスイスだけではなく、オーストリアやドイツといったヨーロッパ全域で食べられている人気のパンとなっています。日本のベーカリーでも見かけることが多いのではないでしょうか。

ツオップの特徴

・三編みのような形

・卵とバターを使いふっくら仕上げる

・スイスだけでなくヨーロッパ全域で作られている

 

ツオップの食べ方

ツオップは少し甘めに仕上げてあるので、フルーツジャムやバターを塗って食べると甘みが引き立ちます。

地域によっては生地にレーズンやアーモンドを練り込んで作ることもあるそうですよ。

 

ツオップに似たパン

ツオップのように面白い成形方法をしたパンが世界中にいくつか存在しています。

例えば、ドイツのブレッツェルやイタリアのフーガスが特長的ですね。いくつか紹介していきますので、ご覧下さい。

成形が特徴的なパンの仲間たち