イギリスの無発酵パン「スコーン」を解説します。
スコーンとは?
名称 | スコーン(Scone) |
材料 | ・小麦粉 ・ベーキングパウダー ・塩 ・砂糖 ・牛乳 ・バター ・卵 |
発酵種 | ・未使用(ベーキングパウダー) |
焼き方 | ・型焼き |
スコーンは、イギリスのスコットランド発祥の無発酵パンです。
発酵を行わずに作るスコーンは、作る時間も短くて良いので、イギリスのご家庭でも頻繁に作られているクイックブレッドです。
18世紀に誕生したと伝えられており、甘みの少ないスコーンにクロテッドクリームやジャムをたっぷりと付けて食べるのが定番となっています。「アフタヌーンティー」には欠かすことが出来ないお茶菓子ですね。
スコーンの特徴
・サクッと軽い
・無発酵なので家庭でも作りやすい
・甘さは控えめ
スコーンの雑学
スコーンに関する雑学をいくつかご紹介します。
スコーンの語源とは?
スコットランドにあるお城。「スコーン城」がそのままスコーンの名前の由来になっています。スコーン城には玉座の土台に「運命の石」と呼ばれるものが使われていますが、その形がスコーンにそっくりなんだそうですよ。
横に裂けた見た目はまるでオオカミの口!?
スコーンをオーブンで焼くと、ベーキングパウダーの力で膨張するので、真ん中が裂けたような見た目になります。イギリスでは、この裂け目を「オオカミの口」と呼んでおり、ここからちぎって食べるのが一般的だと言われています。
スコーンのおいしいお店
スコーンは日本でもポピュラーな菓子パンとなっており、スコーン専門店も多く出店していますし、コーヒーや紅茶との相性が良いため、カフェでも定番メニューのひとつとなっています。
そんなスコーンのおいしいお店をいくつかご紹介していきます。
人気の店舗(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)
スコーンに似ているパン
スコーンのように甘くて気分転換に最適な「カフェタイムに食べてみたい」世界のパンをいくつかご紹介します。
具材を挟んで食べるパンの仲間たち
パン・オ・ショコラ(フランスのパン)
ヌスシュネッケン(ドイツのパン)
スパンダワー(デンマークのパン)
マフィン(アメリカのパン)