パン・ド・ミの特徴
- フランス風の食パン
- ふんわり柔らかい食感
- ほのかな甘み
フランスのパン | パン・ド・ミとは?
名称 | パン・ド・ミ(Pain de Mie) |
材料 | ・小麦粉 ・酵母 ・塩 ・スキムミルク ・砂糖 ・水 ・バター(ショートニング) |
発酵種 | ・イースト |
焼き方 | ・型焼き |
1900年代にイギリスから製法が伝わったフランス風の食パンを「パン・ド・ミ」と呼びます。
専用の四角い金型に詰めた生地を高温で焼き上げてふっくらさせるボリュームのあるパンとなっています。
起源となったイギリスパンは、サクッと軽い食感に仕上げるのに対して、フランスのパン・ド・ミは砂糖やバターを使うので、やや甘めでふっくらした食感。
日本で人気のある「食パン」と見た目や味もほとんど変わらないので、パン・ド・ミを参考に独自の進化を遂げてきたのだと言えますね。
パン・ド・ミを食べる際は、薄くスライスしてそのまま食べるかトーストが定番ですが、ハムやチーズ・ベシャメルソースを挟んで焼く「クロック・ムッシュ」や、チーズと目玉焼きを乗せて焼く「クロック・マダム」も軽食として人気があります。
パン・ド・ミの作り方
パン・ド・ミは材料に砂糖やバターをたっぷり加えて内側の生地(クラム)にほどよい甘みを付けるのがポイント。
バゲットやカンパーニュを代表とするフランスのパンは、硬い食感と小麦の味わいを活したパンを食べたい時に良いですが、逆に柔らかくて甘めのパンが好きという人はパン・ド・ミが最適だと言えるでしょう。
世界の型焼きパンの仲間たち
パン・ド・ミのように型に入れて焼くパンは、日本・ドイツ・アメリカなど幅広い世界で作れています。