手作りパンのノウハウ

【実証済】生イーストは冷蔵保存できる!保存方法と使い方を解説します

2019年4月5日

生イーストは冷凍保存可能

こんな方におすすめの記事

  • 生イーストを使ったパンに挑戦してみたい人
  • 週末くらいしかパンを焼けない人
  • 生イーストをいつも余らせてしまう人

憧れの生イーストを使ってパンを焼いてみたいけど、日持ちしなくて使い切れる自信が無いって人多いと思います。

生イーストって賞味期限が15日程度しか無いし冷凍保存が出来ないと言われています。「本当に冷凍保存したら使えないのか?」ちょっと気になったので、試しに余った生イーストを冷凍保存してみました。

結果、発酵力はたしかに弱くなったのですが、1ヶ月経過しても酵母が生きていてパン作りに使用可能だとわかりました。

生イーストを使ったパンに挑戦してみたいけど、使い切れる自信が無い。そんなあなたも冷凍保存を駆使すれば期間に余裕を持って使い切ることが出来ると思います。

保存方法や使い方を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

生イーストは冷凍保存可能です

生イースト

富澤商店(TOMiZ)の生イースト100g

生イーストを使ってパンを焼くと、インスタントドライイーストに比べてイースト独特のにおいがパンに残らず、ふんわりとしたパンを焼くことが出来ます。

ご自宅でパンを焼くことを趣味にしている人なら一度は「生イーストでパンを焼いてみたい!」と思いますよね。

イーストの種類について詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

生イーストの唯一の欠点が15日程度しか日持ちしないという点です。例えば100gの生イーストを購入した場合、週3ペースで焼かないと使い切れないので、趣味でパンを焼く人にとってはハードル高いですよね。

僕は週1~2回程度しかパンを焼く時間が取れないので、賞味期限内に生イーストを使い切れませんでした。

ふくとも
捨ててしまうのはもったいないし…どうしようかなぁ。

そこでモノは試しということで冷凍保存してみることにしました。

世間では、生イーストは冷蔵保存できないと言われていますが、十分可能でした。ただし、以下のデメリットはあります。

冷凍保存時のデメリット

・発酵力は弱くなる

・イーストのにおいが少し残る気がする

発酵力が弱くなるので、少しボリュームが出ないのはたしかですが、その分発酵に時間を掛ければ解決します。イーストのにおいは体感的に「ちょっと残っているかも?」程度ですが、気になる人は止めてやめておいた方が良いかもです。

基本的には『2週間以内になるべく使う』『どうしても余った分だけ冷凍保存』を推奨します。最低でも半分くらいは使い切らないとせっかくの生イーストを持て余すだけですからね。

 

生イーストの冷凍保存方法

生イーストを冷凍保存するやり方ですが、ラップに包んで冷凍庫に入れるだけで大丈夫でした。

ざっくりですが、これがすべてです。

生イースト冷凍方法

生イーストはインスタントドライイーストと違ってペースト状になっています。使う時も固まりをつまんで取り出せるので常温に戻す時間は必要ありませんでした。

尚、ブロックで売っている商品の場合は平たく崩してから冷凍した方が良いですね。その方が急速冷凍出来ます。

 

冷凍生イーストの使い方

冷凍することで発酵力が弱くなるのはたしかです。時間の経過で酵母が死滅していくからでしょうね。

なので、冷凍した生イーストを使う際はまだ発酵力が残っているか確かめた方が良いです。

僕は中種法(なかだねほう)を応用したやり方で発酵具合を確かめながら使いました。

中種法とは?

パンを作り際の製法のひとつです。

材料の50%程度の粉類と水・イーストを加えて発酵種(はっこうだね)を作って予備発酵させた後、残りの材料を加えて1次発酵を行う製法です。

中種法はボリュームあるパンを作ること出来る特徴がありますが、作業工程が増えてしまうのが難点です。

使う際の手順は以下の通りです。


 

手順1

冷凍保存した生イーストを、30℃前後のぬるま湯に溶かして10分置いて馴染ませる。

生イーストを水に溶く


 

手順2

レシピ分量の50%の粉類(強力粉)に、分量通りの砂糖と水を加える。さらに、生イーストを加えて混ぜ合わせて室温で発酵させてみる。

※ここでは塩を加えないで下さい。発酵力が弱まっている酵母に塩を加えてしまうと脱水症状で死滅してしまいます。

生イーストを小麦粉に混ぜる


 

手順3

3時間経過した結果がこちらの写真です。

写真のようにブツブツと泡立ってくれば、まだ酵母が生きている証拠です。逆に泡立ってこなければ、使わない方が良いでしょう。

生イーストの発酵力を確かめる


 

手順4

残りの粉類と塩を混ぜ合わせたら、追加で2時間発酵させます。(ここまでが1次発酵)

あとはレシピ通り生地を成形していけば良いです。

小麦粉を加える

 

実際に冷凍保存した生イーストでフランスパン(バゲットとブール)を焼いてみました。

発酵させる時にキャンバスシートを使わなかったせいで、底面がぺたんこになっています。横着するのは良くないですね…。

生イーストで焼いたパン

生イーストで焼いたパン

味の感想としては、微かにイーストの香りがのこっているかな?と思いましたが、気になるレベルではありません。とはいえ、冷凍する前の生イーストを使った方が美味しく作れるのはたしかですね。

捨てるくらいなら冷凍した方が良いですが、なるべく1~2週間以内でたくさん焼いて生イーストの良さを感じ取っていただきたいです。

そうそう、酵母が元気な方がパンも美味しく焼けるわよ。
イーストちゃん

 

冷凍保存できる期間はどのくらい?

私が冷凍保存したのは2月下旬ですが、今のところ1ヶ月経っても使えています。どのくらいで発酵力が失われるか確認できたらご報告しますね。

ふくとも
まだまだ検証不足でスミマセン。

【2019年4月16日更新】

検証の結果、『使用限界は1ヶ月半』です。ここ過ぎたら、発酵力はするけど極端に弱くなってきたので破棄しました。

 

賞味期限が過ぎそうになった生イーストは冷凍保存しよう

生イーストは冷凍保存できないモノだとばかり思いこんでいましたが、実践してみると可能だということが分かりました。何事も経験ですね。

ただし、発酵力は確実に弱まるので、プロの方からすれば邪道な方法に見えるかもしれません。

それでも、趣味でパンを焼いている僕やあなたにとっては「使えるのに捨てるのはもったいない!」という気持ちの方が強いはず。遠慮なく冷凍保存を駆使して長く使っていきましょう。

生イーストで焼いたパンはふんわり感が違いますし、イーストのにおいがほとんどしないので食べてビックリしますよ。今まで賞味期限を気にして使うのをためらっていた人は、思い切って生イーストで焼いたパンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ふくとも
残っても冷凍保存すれば大丈夫。気軽に挑戦してみましょう。

 

生イーストのおすすめ購入方法

生イーストって売っているお店が少ないので、僕は製パン材料専門店の富澤商店オンラインショップで買うようにしています。

お昼(12時)までに注文すると当日発送されるので、2~3日もあれば届きますよ。お店で買うと少し鮮度が悪かったりしますが、オンラインショップだと新鮮なものが届くので非常に安心です。

>>富澤商店の生イーストはこちら

 

それでは、楽しいパンLIFEを!!

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