具材を挟んで揚げて作るイタリアのパン「ニョッコ・フリット」を解説します。
ニョッコ・フリットとは?
名称 | ニョッコ・フリット(Gnocco fritto) |
材料 | ・小麦粉 ・ベーキングパウダー ・塩 ・オリーブオイル ・水 ・生ハム、チーズetc ・揚げ油 |
発酵種 | ・不使用(無発酵) |
焼き方 | ・揚げ焼き |
ニョッコ・フリットは、イタリアのモデナで人気の揚げパンです。
エミリア=ロマーニャ州の都市モデナで親しまれているニョッコ・フリットは、地域によって呼び方が異なります。トルタ・フリッタやクレシェンティーネ、ピンツィーノ、キソリーニと呼ぶ地域もあるそうですよ。
ニョッコ・フリットは、ピザ生地のように薄く伸ばして生ハムやチーズといった具材を包み込んだパン生地を油でカラリと揚げて作ります。日本でもメジャーな揚げピッツァの「カルツォーネ」に近い製法と言えるでしょう。
ニョッコ・フリットの特徴
・具材を包んで揚げる
・パン酵母を使わない
・前菜やおつまみとして食す
ニョッコ・フリットの食べ方
ニョッコ・フリットは、薄く伸ばして揚げているためサクッと軽い食感。生ハム、チーズといった塩気のある具材を包むことが多いので、生地自体は薄味に仕上げるのが一般的です。
揚げたてをパクっと頬張りながら、赤ワインやクラフトビールと一緒に楽しみたいですね。
ニョッコ・フリットに似ているパン
ニョッコ・フリットは、赤ワインやビールといったアルコール類と食べるのに向いているパンです。
世界中にも、アルコールと一緒にパンを楽しむ。いわゆる「パン呑み」向けのパンがいくつも存在していますので、ご紹介していきましょう。