クロワッサン・オ・ザマンドとは?
クロワッサンをアレンジした焼き菓子「クロワッサン・オ・ザマンド」は、カスタードやアーモンドクリームをクロワッサンの内側に詰めてから、ラム酒やシロップに浸して焼いたものを指します。
見た目や食感を良くするために表面にアーモンドスライスと粉糖で飾り付けるお店が多いです。
名称 | クロワッサン・オ・ザマンド(croissant aux amandes) |
材料 | ・クロワッサン ・ラム酒 ・シロップ ・アーモンドクリーム(カスタードでも可) ・アーモンドスライス ・粉糖 |
発酵種 | ・イースト |
焼き方 | ・天板焼き |
クロワッサン・オ・ザマンドが誕生した背景にはフードロス問題があります。
クロワッサンは時間が経つと生地のサクサク感が失われてしまい、長時間店頭に並べることが出来ません。
とはいえ、食べれないわけではないので、余ったクロワッサンをどうにかアレンジして美味しく食べようという試みから誕生したのが「クロワッサン・オ・ザマンド」というわけです。
ラム酒やシロップに浸した生地は、厚みがなくなってぺったんこな見た目ですが、焼くことで表面は飴状になってカリッとし、内側はシロップを吸い込んでしっとりジューシーな味わいに仕上がります。
クロワッサン・オ・ザマンドを目当てに専門店に通う人も近年では増えており、そのためだけにクロワッサンを作っているお店も多くなっています。