手作りパンのノウハウ

【型で覚える】パンの作り方ってシンプル!?基本の流れを解説します

パン作りを始めるうえで、道具や材料を揃えた人が次にぶち当たる壁が「作り方を覚えること」です。

パンの材料は小麦粉や塩、砂糖などシンプルで揃えやすいものばかりですが、「この材料をどうしたらパンになるんだ…」と戸惑う人って多いんじゃないでしょうか。僕もそうでした。

悩み事

  • パンの材料は分かるけど、どうやって作っていけばいいの!?
  • レシピを見てもよくわからない…専門用語ばかりで挫折しそう
  • 人によって同じパンでも材料が違う…何を信じたらいいの?

当記事では、上記のような疑問にお答えします。

ふくとも
パンシェルジュ兼パンブロガーのふくともです。
独学でパン作りを3年ほど続けてきました。

結論から言うとパンの作り方に正解はないんですが、基本の流れというものがあります。まずはこれを覚えておけばオッケーですね。僕はこれを「パン作り基本の型(かた)」と呼んでいます。

基本の型を覚えれば自分でアレンジもやりたい放題ですよ。順番に流れを解説していきますので、ぜひ覚えて実践してみてください。

【パン作り基本の型】迷いをなくす8ステップ!

パン作りを効率的に習得するためには「基本を知ること」が大切。まずは基本の型を覚えることから始めましょう。

以下にパンが完成するまでの一連の流れを8つのステップにまとめましたので、ご覧ください。

※あとでひとつずつ解説するので、最初はよくわからなくて大丈夫

なんとなーくイメージ湧きますか…?
世の中にあるパンのレシピは上記を応用しているものが多いです。

この流れさえ理解しておけば、パンを作ってる途中で「次はなんだっけ?」ってなることが減るので、覚えておいて損はありません。

 

【STEP1】材料を混ぜる

当たり前ですが、材料がバラバラな状態ではパンは完成しません。混ぜてひとつにしましょう。

ふくとも
パン作りの基本的な材料は以下の4つです。

パン作りの基本材料

  • 小麦粉(強力粉)
  • パン酵母

すごくシンプルですよね。上記の材料を増減させたり、砂糖や卵・牛乳を加えたりしてアレンジするのが基本です。

もう少し材料について詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧ください。

アイキャッチ
パンに使う材料の用途と選び方教えます【初心者は5つ揃えれば良い】

続きを見る

最初に混ぜちゃダメな材料も

例えば、バターやショートニングといった油脂を最初に加えてしまうとパンのまとまりが悪くなります。こういった材料は少し生地をこねてから加えるのが一般的。とはいえ、最初は判断つかないと思うので、色々なレシピを作って身体で覚えていきましょう。

 

【STEP2】生地をこねる

パンの材料を混ぜ終わったら、木製の作業台やまな板にパン生地を広げてこねていきます。

こねる方法は「作業台にこすりつける」「丸めてゴロゴロ転がす」「持ち上げて叩きつける」などパターンがあり、生地の硬さや状態によって使い分ける必要があります。

ざっくりまとめるとこんな感じ。

・こねはじめ:生地がベタベタしてゆるい状態なので、台にこすりつけてこねる

・5分後:ベタつきがなくなってきたので、台で転がすか叩きつけてこねる

上記はあくまで一例。材料の配合によっては叩きこねが出来なかったり、タイミングが変わるので、作るパンによって使い分けるようにしましょう。

 

【STEP3】油脂や副材料を加える(必須ではない)

パン生地をこねて弾力が出てきたところで、必要に応じてバターやショートニングといった油脂類やナッツやドライフルーツといった副材料をパン生地に練り込んでいきます。

なお、油脂類を練り込むと油分で再びパン生地がベタついてきます。結果的にこね直すのに時間がかかるので、初心者はバターやショートニングは使わないレシピから始めるのがおすすめです。

ふくとも
材料として油脂や副材料を使わない場合、この工程は不要。
飛ばして次に進みましょう。

 

【STEP4】1次発酵

1次発酵とは、時間をかけてパン生地を熟成させる工程を指します。材料にもよりますが、平均して27~30℃前後の場所で50~60分発酵させることが多いですね。

発酵が終わったパン生地は1.5~2倍に膨らんで、内側にガスを含んだ風船のような見た目になります。触ると赤ちゃんのほっぺたみたいに柔らかくて気持ち良し。

2次発酵が必要なパンもある

食パンのように大きくボリュームを出してあげたいパンの場合、1次発酵のあとに2次発酵をおこなうケースがあります。

やることは単純に内側のガスを抜いて、もう一度発酵を行うだけです。全然難しくはありませんが、シンプルに完成まで時間がかかります・・・そう、食パンって作るの大変なんです。

 

【STEP5】分割&ベンチタイム

発酵が終わったパン生地は、必要に応じて分割していきます。

分割後の大きさ(重さ)は作るパンによって異なります。このあたりはレシピで数を確かめながら行うようにしましょう。

パン生地を分割し終わったら、15分ほど休ませます。これを「ベンチタイム」と呼びます。

なぜ、休ませる必要があるのかというと、分割したばかりのパン生地は伸びが悪く成形しにくいからです。理にかなってますよね。

 

【STEP6】生地を成形

ベンチタイムが終わったらパン生地の形を整えます。

当然ながら作るパンによって成形方法はガラッと変わります。バターロールとコッペパンじゃ見た目全然違いますからね。なお、いきなり成形が難しいパンに挑戦してしまうと挫折しやすいのでご注意を。

ふくとも
まずは丸パンやコッペパンといった完成形がイメージしやすいレシピが良いですね。

 

【STEP7】最終発酵

成形が終わったら、最後にもう一度発酵を行います。

この最終発酵で膨らんだ形でパンが焼き上がると思っておいてください。逆に思い通りに膨らまなかったら、焼き上がりはちょっとがっかりな見た目になるかもしれません。

ふくとも
上手に膨らまなくても食べれるから大丈夫!

最終発酵は40℃の環境で30~50分くらい。1.5倍~2倍に膨らんだら完了です。設定温度が高いのでオーブンの発酵機能を上手く活用しましょう。

 

【STEP8】生地を焼く

最終発酵が終わったら、あとはオーブンでパンを焼くだけです。

パンを焼く時のオーブンはしっかり予熱することが大切。高温をキープできてないと生焼けの原因になります。面倒くさがらずに予熱時間もしっかりと取るようにしましょうね。

焼く時間はパンにもよりますが、15~30分が多いです。このあたりはまずレシピ通り作ってみるのがよいでしょう。

オーブンにはクセがある

レシピ通りの時間パンを焼いたのに外が焦げたり、内側が生焼けになることって結構あります。理由は様々ですが、実はオーブン自体が原因の場合もあるんです。

レシピ紹介者が使っているオーブンとあなたのご自宅のオーブンでは性能や大きさが異なるはず。つまり、オーブンごとのクセを理解して焼いてあげないとダメなんですね。なので、レシピ通り焼いても上手く行かない時は、オーブンの温度を下げたり工夫してみてください。

ちなみに我が家のオーブンは17リットルと小型。天井が近く焦げやすいので、途中で温度を20℃下げて焼くにしています。

 

基本を覚えたら実際にパンを作ってみよう【最初はなにがいい?】

基本的な流れは、なんとなーく覚えられたでしょうか。最後におさらいしておきましょうね。

パン作り基本の型

  • STEP1:材料を混ぜる
  • STEP2:生地をこねる
  • STEP3:油脂や副材料を加える(必須ではない)
  • STEP4:1次発酵
  • STEP5:分割&ベンチタイム
  • STEP6:成形
  • STEP7:最終発酵
  • STEP8:生地を焼く
今はなんとなくで大丈夫ですよ。何度かパンを作っているうちに理解できますからね。

もう少し詳しく知りたい方は、書籍でしっかり学ぶと良いです。
以下の記事で僕が読んで参考になった本をまとめていますので、合わせてご覧ください。

独学で製パン技術アップを目指す人に読んで欲しい本:13選

続きを見る

ふくとも
流れがわかったら、実際にパンを作って身体で覚えていくだけ!簡単でしょ?

とはいえ、どんなパンから作り始めたらいいの?って話ですよね。

個人的な意見ですが、以下の条件を満たすパンから始めてみると失敗が少ないと思っています。

作りやすいパンの条件

・材料が揃えやすい(手軽さ)

・副材料を使わない(シンプルさ)

・成形が簡単(わかりやすさ)

上記3つの条件が揃ったものがおすすめ。
具体的に言うと「丸パン」や「フォカッチャ」「コッペパン」あたりが作りやすいです。

当ブログでもいくつかレシピを掲載していますので、参考にしてみてくださいね。

もちろん作りたいパンがあるなら挑戦してみるのもありですが、最初は作りやすいパンで成功経験を増やして自信を付けることをおすすめします。

とにかくたくさん作ってみて感覚をつかんでいきましょう。最初は失敗ばかりだとしても楽しんでいるうちに上達しますよ。応援しています。

それでは、楽しいパンLIFEを!!

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