こんな方におすすめの記事
- パンの道具が色々揃えてみたい
- パン作りを効率化したい
- 道具購入前に使った事がある人の意見を聞きたい
当記事ではパン作り歴2年のふくともが、趣味のパン作り用に色々買って試した道具の中で「これは買って正解だった!」と叫びたくなった便利グッズをご紹介します。
紹介する道具は、どれもパン作りの作業効率がグッとあげてくれるものばかりです。「日々のパン作りをもっと効率化させたい」と考えているあなたの参考になれば幸いです。
先に言っておくと、パン作りの基本となる必須の道具は当記事では触れません。あくまで作業効率化に重点を置いたグッズのみ紹介しています。基本の道具から知りたいパン作り初心者の方は、こちらの記事をご覧ください。
パン作りにあると便利な道具【パンブロガー推薦】
僕の個人的意見でまとめた作業効率の上昇を感じた便利グッズをご紹介していきます。
微力ながら、あなたの参考になれば幸いです。
GRiPhone(滑り止めシート)
作業台(ペストリーボード)を使ってパンをパンをこねるという人におすすめなのが「GRiPhone」です。
こんな悩みを解決
- パンをこねる際に作業台がグラついてイライラする
- パン生地が作業台がくっ付いてはがしにくい
※直接テーブルやシンクでパンをこねている人には不要な品です。
パン作りに使う木製の作業台って板の底に滑り止めがないので、力を入れてこねるとグラグラしてやりづらいです。僕もさすがに作業効率悪いなと感じまして「そうだ、裏側に滑り止めを付けよう!」と思い立ち、Amazonで調べてGRiPhone(グリフォン)という商品に辿り着きました。
GRiPhoneは横方向への摩擦耐性に対して異常に強く、スマホを壁に貼り付けることが出来ちゃいます。
こちらの公式動画を見てもらえるとわかりやすいかと思います。
スマホくらいの重さだと簡単に壁に張り付きますね。他にも椅子の脚部や花瓶の裏なんかに貼っても便利そうです。
僕が購入したのは『GRiPhone Free Cut(グリフォン・フリーカット)』という商品です。ハサミで好きな大きさに切って使えるので、貼る場所の大きさを選ばないというメリットがあります。
使い方はとても簡単。作業台の四隅と真ん中の計5か所に直径1cmくらいに切ったGRiPhoneを貼り付けるだけで完了です。(写真の上が見切れてしまっていますが、貼ってあります)
見た目は厚さ1mmくらいの小さいゴム板なのですが、ペストリーボードに貼って強く横に押しても、びくともしませんでした。
期待以上の滑り止め性能なので、作業台にストレスを感じている方は是非お試し下さい。
ドライイーストメジャー
こちらはパン酵母のドライイーストを効率的に量るための道具です。
こんな悩みを解決
- 少量のドライイーストだとデジタルスケールが反応しない
- ドライイーストを楽に計量したい
バゲットなどのハード系のパンは、じっくり時間をかけて発酵させたいのでイーストの量を1.0g未満まで減らす事がよくあります。
僕は計量時にデジタルスケールを使っていますが、総量が1.0g未満だと軽すぎて計ることが出来なくて困りました。(高性能モデルだと計れるのかな?)
なので、試しにドライイースト用のメジャーを購入したのですが、思いのほか便利だったのでご紹介します。
ドライイーストメジャーの側面の目盛は0.1グラム単位に刻まれているので、細かく計ることが当然できます。また、筒状の形をしているので、使用時はドライイーストを上から流し込めば良いだけとシンプルで気に入っています。
ドライイーストを使ってパンを焼く機会が多い人は、持っておくと効率が良くなって便利ですよ。
手の熱で溶かしてすくう アイスクリームスプーン
こんな悩みを解決
- 冷蔵庫のバターが硬くて分割に苦労する
このスプーンはバターを計量する時に重宝しています。
元々硬いアイスクリームを食べやすくするために作られたスプーンなんですが、バターの分割にも応用できます。
スプーン自体が指の熱伝導が伝わりやすい素材で出来ているので、バターナイフだと硬くて切れないカチカチに冷えたバターでも、力を入れずにスッと切ることができちゃいます。
硬すぎると冷蔵庫から出して常温に戻したうえで切る必要がありますが、このスプーンがあれば待つ必要が無くなるので作業効率アップに繋がります。
もちろんアイスクリームを食べるのにも便利。冷蔵庫から出したばかりの硬いハーゲンダッツでも楽にすくえます。
シリコン製 断熱パッド
こんな悩みを解決
- パンを焼く時に底をよく焦がしてしまう
- 再利用できるオーブンシートが欲しい
パンを焼く時にクッキングシートを下に敷く人が多いと思いますが…割と底が焦げます!
使用後のクッキングシート自体は触っても熱くないんですが、薄い素材なので下からの熱をダイレクトにパンに伝えてしまうんですね。
特にバターを多く使ったクロワッサンは焦げやすいので苦労します。
そんな折、シリコン製の断熱パッドと出会いました。
クッキングシートはシリコンと加工紙を混ぜて作っていますが、シリコン製の断熱パッドの材料はシリコンだけなので耐熱性能が段違いです。
また、洗って繰り返し使えるのでクッキングシートを買う必要性も無くなります。お値段は1,300円前後とまぁまぁしますが、長く使う事を考えると経済的といえます。
カットできちゃうバターケース
こんな悩みを解決
- バターを都度切らなくて良い
- 料理にも使いやすくなる
パンやお菓子作りに使う無塩バターって、ブロック売りのものが多いですよね。
いざ、使いたい量だけ切り分けようと思っても、冷蔵庫から出したてのバターがガチガチに固まってしまい、包丁が入らなくて困った!なんて経験ありませんか。
僕は少しだけで使いたいのに、ブロックごと常温に戻して切るのは面倒だなと、いつも思っていましたが、この「カットできちゃうバターケース」を買ったら解決しました。
使い方は超簡単。常温で20~30分かけて無塩バターを柔らかくしたら、網目状のケースの上にバターを置きます。そして、上から容器のフタを使ってギューっと押し込むとキレイに5グラム単位にカット出来る仕組みとなってます。
カットするためのアルミ線?はそこまで硬いものではないので、くれぐれも冷蔵庫から出したてのブロック状のバターをカットしないようにして下さい。
常温で20~30分置いたものであれば問題なく切れますので、このちょっとの辛抱が重要です。今のところ4回ほどカットしてますが、まったく問題なく使えているので、大切に使えば長持ちしそうです。
買わなきゃよかった!がっかり製パン道具
完全に個人的なチョイスで恐縮ですが、僕が買って後悔した悲しい道具達も紹介します。
買う買わないはあなたの自由ですが、僕はまったくおすすめしません。
パンこね用のシリコンマット
僕は木製の作業台を買う前にパンをこねるために『シリコンマット』を購入したのですが、苦行を味わい結果となりました…。
パンを作った事がある人ならわかってもらえると思いますが、パンのこね始めって生地がベタベタしますが、そうなるとシリコンマットから生地がまったくはがれてくれないんですよ。さらには、一緒に丸まってもう訳がわからない状況になってきます!
もしかすると、僕がキッチンシンクで作業してたからダメだったのかもしれませんが…それ以前に最初から木製の作業台を買っておけば何も問題無かったんだと思います。
マトファー クープナイフ
クープナイフとはバゲットなどのハード系パンに切れ込みを入れる時使う道具です。詳しく知りたい人は、パン別道具の記事にまとめているのでこちらをご覧ください。
クープナイフが何が良いか色々なサイトで調べて『老舗メーカーのマトファーが作っているものが良い』と小耳に挟んだので購入しました。
結果的に5~6回使ったら切れなくなりました。
私の使い方が悪かっただけなのですが、水洗いしてたら刃が錆びました。皆さん使っても洗わないようですね…失敗から学びました。
その後に替え刃式のクープナイフを買ったのですが、こちらは快適な使い心地で大変満足してます。切れなくなってきたら刃だけ交換できるので便利です。
使ってわかったのは、マトファー製だから特別切れ味が良いわけでは無いということです!長く使う事を考えると、替え刃式を選んだ方が良いでしょう。
まとめ:便利グッズを使ってパン作りを楽しく効率化しよう
手作業が多いパン作りですが、出来るだけ効率化していくことで少しづつ楽できるようになってきます。
僕が紹介している道具はパングッズの氷山の一角に過ぎないと思うので、あなたなりに「こんなのあったら良いな」と思う道具を探してみることをおすすめします。
それでは、楽しいパンLIFEを!!