パン情報

パンにまつわる資格を丹精込めて総まとめ【難易度&おすすめも紹介】

当記事では、パン好きやパン作りをしている人、パンの仕事に就きたいと考えている人向けに「パンに関係する資格」を一覧化してまとめています。

悩み事

  • パンに関する資格ってどれだけあるんだろう?
  • 挑戦してみたいけど、おすすめとかある?
  • 取っておくと何かメリットありますか?

上記の疑問にお答えします。

パンブロガーのふくともです。パン作りを独学で続けている僕ですが、パンに関する技術と知識を身につけるためにパンシェルジュ2級という資格を取得しました。只今、1級取得に向けて猛勉強している最中でもあります。

資格は正しい知識を身につけるという点において最良かなと思いますが、多くの人が「勉強が嫌だ」「覚えるのがつらい」と考えてしまいがちですよね。

ふくとも
興味があるのにもったいない!
もっとパンが好きになれるチャンスですよ。
そうだよね…簡単な資格なら挑戦しても良いかな。
イーストちゃん

パンの資格と言ってもピンキリで、ちょっと勉強すれば受かる資格だってあるんです。簡単な資格で自信をつけてステップアップしていけば、ハイレベルな資格取得も夢ではありません。

要するにあなたの「よし、やってみよう」という気持ちがすべてですね。

当記事では、パンに関する資格がどれだけあるのか調査しつつ内容を噛み砕いて説明していきます。また、僕なりに難易度やおすすめ度を分析してみましたので、参考程度にご覧ください。

記事の内容

・パンに関する試験を取るメリット

・パンに関する資格を徹底調査

・難易度やおすすめ度を個人的に分析

「趣味の幅を広げたい」「パンの知識をしっかり身につけたい」という、あなたのお役に立てば幸いです。

パンに関する資格を受けるメリットって?

そもそもですが、パン屋さんになりたい人やパン教室を開きたい人が絶対に取らないといけない資格はありません。(店舗営業するなら食品衛生責任者は必要ですが)

パンに関する資格というのは、「知識や技術の証明に役立つ」という意味合いが強いです。単純に保有資格を見れば、あなたがどの程度パンに精通しているのかわかりやすいというわけですね。

イーストちゃん
具体的にどんなメリットがあるの?

メリットは以下の3つです。

資格を取るメリット

  • パン業界で働く時に有利になる
  • パンに関する深い知識が身に付く
  • もっとパンが好きになる!

資格を取る価値というのは、合格よりも勉強する過程そのものにあります。
万が一、試験に合格できなかったとしても、パンに関する知識レベルは格段に向上しますからね。成長のチャンスしかありません。

僕もパンシェルジュ検定の資格取得を目指して勉強してきましたが、パンに関する様々な気付きが生まれたので、勉強を苦に感じるよりは楽しい気持ちで続けることができました。

特にパンが好きで趣味の延長で資格を取ってみたいと思っているなら、まずは受けてみることをおすすめします。

 

ズラッと勢揃い!パンに関する資格まとめ【ニーズ別におすすめ解説】

パンに関する資格はプロの職人さん向けを対象としたものもあれば、パンの知識ゼロの素人さんでも簡単に取れてしまう資格だってあります。

大切なのは、その資格を取ることであなたが身につけたい知識や技術を身につけられるかどうかですね。

ふくとも
今回は以下の2つの観点で試験の内容や個人的な難易度を付けて整理しました。

・パンの知識を身に付けたい人向け:パンの知識向上に繋がる

・製パン技術を向上したい人向け:パン作り技術向上に繋がる

ポイントは「難しそうだけど、少しわかる」くらいの資格を狙うことです。あまりに簡単過ぎる資格だと取る過程での学びが少ないので、時間とお金がもったいないですからね。

あなたに合う資格を探すような気持ちでご覧ください。

 

パンの知識を身に付けたい人向けの資格

テキストや教材をベースに学習するタイプの資格です。

パン業界で働く人や働きたい人だけでなく、とにかくパンが好き!という気持ちがあれば挑戦してみましょう。
※おすすめ度は「」の5段階評価

 

パンシェルジュ検定

おすすめ度:

パンの知識を身に付けるうえで外せないのが「パンシェルジュ検定」です。パン業界で働く人だけでなく、パン好きの一般の人にも支持されている資格ですね。

パンシェルジュ検定とは、パン作りの製法や器具の使い方・材料に関する知識やパン食文化に関する知識を持っているか証明できる資格です。

実務経験は不要で、公式テキストをしっかりと読めば合格できるようになっており、初めて挑戦する資格としても最適です。

ふくとも
3級合格者は29,000人以上。人気の高さがうかがえます。
いいわね。私みたいな素人でも受かりそうじゃないの。
イーストちゃん

パンシェルジュ検定は3級、2級、1級の3つがあります。1級は2級合格者のみを対象としているので、必然的に下からステップアップしていく必要があります。

それぞれの出題範囲や傾向を整理してみましたので、ご覧ください。

パンシェルジュベーシック(3級)

 試験内容 パンの歴史や文化・材料・器具・マナー・衛生管理といった基礎的な知識が求められる
 受験条件 誰でも受験できます
 難易度 優しい(合格率:84%)
 受験するメリット ・パンの材料や作り方の基礎を学べて、パン作りに応用できる
・世界のパンの種類や歴史を知ることで教養が身に付く

パンシェルジュプロフェッショナル(2級)

 試験内容 3級までの範囲 + マーケット・トレンド・コンビネーションといった専門的知識
 受験条件 誰でも受験できます
 難易度 普通(合格率:65%)
 受験するメリット ・日本のパン市場の歴史やトレンド知識が身に付く
・コーヒーや紅茶・ワインとのマッチングを理解できる
・天然酵母の種類や作り方を知ることができる

パンシェルジュマスター(1級)

 試験内容 2級までの範囲 + 健康・未来学・サービス学といった高度な専門知識
 受験条件 2級合格者が必須
 難易度 難しい(合格率:49%)
 受験するメリット ・健康的にパンを食べるための知識が身に付く
・パン屋開業における経営学が身に付く
・小麦市場の食料・人口問題について知ることができる

試験は年2回。傾向として9月と3月に実施されています。

パンシェルジュ検定への申込みは、公式サイトから受験申し込みするだけなので超簡単ですね。今からパン関連の資格を取得してみたいという人の足がかりに最適な資格ではないでしょうか。

僕もパンシェルジュ検定3級と2級に合格しています。

学習期間はそれぞれ2~3ヶ月で十分学べるボリュームとなっており、毎日30分~1時間ほど公式テキストを読むだけで合格できました。詳しくは別記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。

パンシェルジュ検定3級対策を伝授
パンシェルジュ検定3級を解説:難易度・合格するためのポイントは?

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パンコーディネーター

おすすめ度:

パンコーディネーターは、パンを食べるという視点で的確なアドバイスができるプロを目指す資格です。

資格試験というよりセミナーに近い内容となっており、2~3日かけてみっちり講義を受けたあとに認定試験を行う流れとなっています。

ふくとも
真面目に講義を聞いていれば受かる資格ってことですね。
落ちても再試験できるから、さらに安心!
イーストちゃん

セミナー形式で学べるので独学が苦手という方におすすめですが、受講料が10万円前後とちょっとお高め。本気でパンの仕事に活かしたいという想いが無いとお金がもったいないかもしれません。

逆にやる気十分であれば講師に色々質問できますし、短期間で資格まで取れるとあって有益です。

実際にパンコーディネーターを受講した方が書いた記事を見つけましたので、合わせて読んでもらえるとイメージを掴めると思いますよ。

 

パンコーディネーターにも3つのランクが存在します。下から順番に受講する形式となっており、最初にパンに関する基礎知識を学び、エキスパートで企画やプレゼンテーション技法を習得、アドバンスで知識や技術を人に伝授するスキルを身に付けるといった流れになってます。

パンコーディネーター

 講義内容 パンの歴史や種類・材料、パンのマーケット、パンのテイスティング
 受講条件 誰でも受講できます(定員:15名まで)
 難易度 優しい(落ちても再試験可能)
 受験するメリット ・パンや材料の実物を「見て・食べて」学ぶことができる
・講師からパン業界における生の意見が聞ける
・短期間でパンの基礎知識が身に付く

パンコーディネーターエキスパート

 講義内容 パンに関する企画・提案、文書作成、プレゼンテーションスキルの習得
 受講条件 パンコーディネーター合格者
 難易度 普通(落ちても再試験可能)
 受験するメリット ・企画力や提案力が身に付く
・パンのマーケットに詳しくなれる

パンコーディネーターアドバンス

 講義内容 パンに関する知識や技術を相手に伝える手法
 受講条件 パンコーディネーターエキスパート合格者
 難易度 普通(落ちても再試験可能)
 受験するメリット ・専門性の高いトーク力や正しい伝え方が身に付く
・文章として表現するためのスキルが身に付く(小論文課題あり)

パンコーディネーターは受講料が10万前後と高いのが難点ですが、内閣府に属する「公益財団法人 日本生涯学習協議会」から認定を受けている資格です。

公的に認められている資格ということなので、持っているだけであなたの信頼度を高めることが出来るでしょう。

特に広告業界の方や自社製品のアピールに活用したい人や講師・コンサルタントを目指す方におすすめです。

 

製パン技術を向上したい人向けの資格

続いて製パンスキルを向上(証明)したい人向けの資格を紹介します。

製パン技術を磨くには「とにかくパンを焼き続ける」ことが最短ルートかと思いますが、いくつか有益な資格を紹介していきますのでご覧ください。

パンマイスター

おすすめ度:

通信教育で40年以上の実績を誇っている創芸グループが手掛ける通信講座で取得できる資格です。

自宅に届く教材(テキスト5冊とDVD3枚、ガイドブック)を見ながら実際にパンを作りを覚えることができます。また、修了試験に合格すると「パンマイスター」の認定証がもらえますよ。

 教材内容 製パン技術のノウハウを本や動画で学べる(全118種類のパンレシピ付)
 受講条件 誰でも受講できます(通信講座)
 難易度 普通(パン作り未経験だと難しいかも?)
 受験するメリット ・様々なレシピでパンが作れる
・プロの製パン技術を学べる
・わからないことを講師に質問できる

公式サイトがちょっと古い感じですが、カリキュラムの中で全118種類のパンレシピを学べるのは有益です。動画(DVD)が付属される点も嬉しいですが、個人的にはYouTubeに移行した方が良いのでは?と感じますね。

シニフィアン・シニフィエの志賀さんといった実際のパン職人が監修しており、プロ志向の技術を習得できそうです。パン作りに挑戦したけど挫折してしまった人、製パンスキルが伸び悩んでいるという人は活用しても良いかもしれません。

ふくとも
当ブログの記事を読むだけでもゼロからパン作りを学べます。
わからないことがあれば僕に聞いてください!
パン作りの基礎知識を紹介
初心者でもパンが作れる!ゼロから学ぶパン作りの基本知識

続きを見る

 

おうちパンマスター

引用元:cotta

おすすめ度:

製菓製パン材料専門店のcottaのパートナー教室minnaが主催する資格認定型の実践講座です。内容的にはパンのレパートリーを増やしたい、基本から学びたいという主婦層をターゲットとしています。

おうちパンマスターで学べるパンは「忙しいママさんでも続けやすい点」を重視し、手軽で短時間で作れる工夫がされています。通信講座と認定教室に通うふたつのスタイルから選べる点も利用者にはありがたいですよね。

イーストちゃん
パン作りって本気でやると3~4時間は必要だもんねぇ。
流行りの短時間で作れるパンレシピが覚えられるのはありがたいです。
ふくとも
 講座内容 9つの課題レシピ作成(認定試験あり)
 受講条件 誰でも受講できます
 難易度 優しい(自分のペースで受講できる)
 受験するメリット ・ゼロからパン作りを学べる
・おうちパンマスター同士で交流ができる
・アレンジレシピ講座を受けられる

覚えられるパンの種類は少なめですが、パン作り未経験者でひとりで続けられる自信がないという方に最適。交流用のFacebookページもあるので、パン友達を増やしたいという方にもおすすめの資格となっています。

 

パン製造技能士

おすすめ度:

最後に紹介するのは「国家資格」に認定されているパン製造技能士です。

パンを作る技能を認定するための試験となっており、取得することができれば自分の実力の証明になりますが、そもそも受験するための条件が厳しいです。

すでにパン屋で働いている職人さんがスキルアップの一環として目指す資格ですね。

パン製造技能士2級

 試験内容 学科(選択50問)、実技(課題パンの製造)
 受験条件 いずれかの条件を満たす必要あり
・実務経験2年以上
・専門学校、短大、高専、高校専攻科を卒業
・厚生労働大臣指定の専修学校、各種学校を卒業
 難易度 普通(約60%)
 受験するメリット ・製パンスキルの証明になる
・独立、開業、転職に有利

パン製造技能士1級

 試験内容 学科(選択50問)、実技(課題パンの製造)
 受験条件 いずれかの条件を満たす必要あり
・7年以上の実務経験
・2級合格かつ、2年以上の実務経験
 難易度 難しい(約45%)
 受験するメリット ・製パンスキルの証明になる
・独立、開業、転職に有利

パン製造技能士特級

 試験内容 学科(選択50問)、実技(製造工程の管理・指導)
 受験条件 1級合格後に5年以上の実務経験
 難易度 難しい(非公開)
 受験するメリット ・製造工程の管理能力証明になる
・独立、開業、転職に有利

試験そのものよりも受験条件を満たすことが大変。取得したという方は素直にリスペクト(尊敬)しちゃいますね。

興味があるという方は厚生労働省のサイトをご覧ください。

 

パンの資格を取って知識&技術アップを目指そう

僕なりにパンの資格を紹介してきましたが、結果として職人さん向けの資格は少数であり、パン業界で働きたい人や一般の人向けの資格が多いなという印象でした。

ふくとも
世間のパンそのものへの関心の強さが影響してそうですね。

おさらい

  • パン業界で働くうえで必須の資格は無い
  • 資格は取得よりも学ぶこと自体が大切
  • 資格があるとパンがもっと好きになる

最後に今まで紹介した資格を振り返って終わりにします。

資格名称 こんなあなたにおすすめ
パンシェルジュ ・パンが大好きな人
・パンの魅力を深く学びたい人
・知識を仕事に活かしたい人
パンコーディネーター ・パンが大好きな人
・パンの魅力を深く学びたい人
・パン業界のマーケティングを学びたい人
パンマイスター ・パン作りで挫折した人
・パンのレパートリーを増やしたい人
・プロの技術を学びたい人
おうちパンマスター ・子供や家族に手作りパンを食べてもらいたい人
・パン友達が欲しい人
・時短で作れるパンを覚えたい人
パン製造技能士 ・パン職人を目指している学生
・技術力を試したいパン職人
・管理職を目指すパン職人

資格を取ることであなたのパンへの理解が深まって、もっとも~っとパンが好きになれますよ。

是非、楽しみながら自分を磨いていきましょう。

料理系の資格で僕が取得したものに「食生活アドバイザー」がありますが、こちらも食全般の幅広い知識が見つけられるのでおすすめ。別記事にまとめていますので、料理好きな方は取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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