フィンランドの伝統的ライ麦パン「ルイス・リンプ」を解説します。
ルイス・リンプとは?
名称 | ルイス・リンプ(Ruis Limppu) |
材料 | ・小麦粉 ・ライ麦粉 ・ライ麦全粒粉 ・パン酵母 ・塩 ・モルトシロップ ・水 |
発酵種 | ・サワー種、イースト |
焼き方 | ・直焼き |
ルイス・リンプは、小麦が育ちにくいフィンランドよく食べられているライ麦パンです。
直訳すると「ライ麦パン」という意味のルイス・リンプは、ライ麦を使ってサワー種で発酵させるのが特徴です。
小麦粉と違い、グルテンが含まれていないライ麦を多く配合しているので、膨らまずにずっしりとしたパンに仕上がります。味わいはサワー種特有の酸味とライ麦全粒粉のプチプチとした食感が楽しめるパンとなっています。
ルイス・リンプの特徴
・フィンランド定番の食事パン
・粉の90%はライ麦粉で作る
・サワー種の酸味が特徴的
ルイス・リンプの食べ方
ルイス・リンプは、日本のふんわりしたパンとは正反対でずっしりと目が詰まった重みのあるパンです。
目が詰まっている分、少量でも腹持ちがよくて薄くスライスして食べるのが一般的なスタイル。肉料理やレバーペーストなどの加工肉と相性が良いそうです。
ルイス・リンプのおいしいお店
フィンランドのルイス・リンプを食べられるお店は日本にはあまり多くありません。
いくつかフィンランドのパンに力を入れているお店をピックアップしましたので、ご覧下さい。
人気の店舗(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)
ルイス・リンプに似ているパン
ルイス・リンプはずっしりとした丸い見た目が特徴的なパンです。
世界にも同じように丸く成形して直にオーブンで焼いたパンが存在していますので、いくつかご紹介しましょう。
丸く成形して大きく焼いたパンの仲間たち
パン・ド・ロデヴ(フランスのパン)
ピデ(トルコのパン)
パーネ・トスカーノ(イタリアのパン)
バトゥーラ(インドのパン)