ドイツのライ麦粉で作るパン「ロッゲンブロート」を解説します。
ロッゲンブロートとは?
名称 | ロッゲンブロート(Roggenbrot) |
材料 | ・ライ麦粉 ・パン酵母 ・カラメル ・塩 ・水 |
発酵種 | ・サワー種、イースト |
焼き方 | ・直焼き |
ロッゲンブロートは、ライ麦粉だけで作るドイツのパンです。
ドイツ語で「ライ麦パン」という意味の、ロッゲンブロートはその名の通り、小麦粉は一切使わずにライ麦粉のみで作るのが一般的。
ライ麦粉のクセのある酸味を少しでも抑えるために、パン酵母にはサワー種が用いられています。
ロッゲンブロートはドイツ国内でも特に寒い北部発祥であり、小麦粉が取れない地域で伝統的に作られてきた歴史のあるパンとなっています。
ロッゲンブロートの特徴
・ライ麦粉のみで作る
・ストレートなライ麦の酸味
・粘りのあってもっちりしている
ロッゲンブロートの食べ方
ロッゲンブロートは、焼き立てだと粘りと独特の酸味を強く感じてしまうため、1日待ってから食べたほうが食べやすいと言われています。
クセのある酸味をダイレクトに感じられるパンなので好みが分かれますが、食べる際は5mm程度にスライスして味の濃いシチューや肉料理と合わせると食べやすくなります。
とにかく人を選ぶパンなので、ライ麦粉のパンが初めてという方は、「ミッシュブロート」や「ロッゲンミッシュブロート」から挑戦してみたほうが良いでしょう。
ロッゲンブロートの仲間たち
ロッゲンミッシュブロートは、ライ麦粉のみで作るパンです。
ドイツや世界各国にはライ麦粉を主体にして作るパンがいくつか存在していますので、合わせてご紹介していきましょう。