ピアディーナ

ピアディーナ

平たく伸ばして作るイタリアの無発酵パン「ピアディーナ」を解説します。

ピアディーナとは?

名称ピアディーナ(Piadina)
材料・小麦粉
・塩
・水
・オリーブオイル
・ラード
発酵種・未使用(無発酵)
焼き方・直焼き

ピアディーナは、酵母を使わずに無発酵で作るイタリアの平たいパンです。

イタリア北部のロマーニャ地方で誕生した料理と言われており、小麦粉と塩、水、オリーブオイルかラードだけで作ります。なお、大きく作られたものは「ピアーダ」と呼ばれるそうです。

ピアディーナは中近東の「ピタ」というパンに似ていますが、見た目だけでなく食べ方もそっくり。野菜や加工肉、チーズなど味の濃い食材をたっぷり挟んで食べるのが、一般的なスタイルとなっています。

ピアディーナの特徴

・酵母を使わない

・大きいものはピアーダと呼ぶ

・味の濃い食材を挟んで食べる

 

ピアディーナの食べ方

日本では、馴染みが薄いピアディーナですが、ロマーニャ地方では40店舗以上の専門店が軒を連ねている大人気商品となっています。まさに地元ならではのローカルフードといった感じでしょうか。

なお、具材を挟んで閉じてから、鉄板で焼かれたものは「カッソーネ」「カッソンチーノ」と呼ばれるそうですよ。

 

ピアディーナに似ているパン

ピアディーナのように具材を挟んで食べることを意識して作られたパンは、世界各国にも存在しています。

いくつかご紹介していきましょう。

具材を挟んで食べるパンの仲間たち

コッペパン(日本のパン)

バンズ(アメリカのパン)

トルティーヤ(メキシコのパン)

ピタ(中近東のパン)