フランスのチョコレートの甘さがたまらない菓子パン「パン・オ・ショコラ」を解説します。
パン・オ・ショコラとは?
名称 | パン・オ・ショコラ(Pain au chocolat) |
材料 | ・小麦粉 ・パン酵母 ・塩 ・砂糖 ・スキムミルク ・バター ・卵 ・水 ・バトンショコラ |
発酵種 | ・イースト |
焼き方 | ・天板焼き |
パン・オ・ショコラはクロワッサンの生地に棒状のチョコレートを挟んで焼くフランスのヴィエノワズリー(菓子パン)です。
材料は一般的なクロワッサンと同じですが、四角い形に成形してチョコレートを包み込んで仕上げます。チョコレートが外に漏れ出ないため・見た目でチョコ入りが判断できるようになどの工夫がされているわけですね。
「チョコ入りのパン」という意味のパン・オ・ショコラは、フランスの子供のおやつの定番。チョコレートの甘さと香ばしいバターが遊び疲れた子供のお腹を満たしてくれることでしょう。
パン・オ・ショコラの特徴
・四角い形をしている
・生地の材料はクロワッサンと同じ
・チョコレートを挟んで焼き上げる
パン・オ・ショコラは、南西フランスやカナダのケベック州では「ショコラティーヌ」と呼ばれています。
パン・オ・ショコラの食べ方
パン・オ・ショコラは焼き立てが格別。なるべくパン屋(ブーランジェリー)で買う際は焼き立てを狙って購入するのが良いでしょう。
時間が経つとパリパリ食感が失われて、ベタッとしてきますが、オーブンで150℃のオーブンで10分程度温め直せば復活します。焦げるのが心配という方はアルミホイルを被せて温め直すと良いでしょう。
なお、アメリカのご家庭では、パン・オ・ショコラを朝食に食べることが多いそうで、チョコレートがトロトロに溶けるまで焼き直すそうですよ。
パン・オ・ショコラのおいしいお店
クロワッサン生地を使って作るパン・オ・ショコラは、チョコレート好きの日本人にも愛されているパンで、多くのフランスパンを専門に扱っているお店で出会うことができるでしょう。
いくつかフランスのパンを得意とするお店をご紹介します。
人気の店舗(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)
パン・オ・ショコラに似ているパン
パンとチョコレートは相性のとても良い組み合わせです。
パン・オ・ショコラのように、パンにチョコやジャムなどの具材を挟んで作る世界のパンを、いくつかご紹介していきます。
チョコやジャムなどのペーストを挟むパンの仲間たち
チョココロネ(日本のパン)
モーンプルンダー(ドイツのパン)
スパンダワー(デンマークのパン)
ヌスシュネッケン(ドイツのパン)