サンタンドレは、カマンベールような見た目のチーズで、バターのようなクリーミーさと濃厚な味わいが特徴的です。クセも少なくて日本人好みなところもいいですね。
当記事では、サンタンドレを実際に食べた感想を交えつつ魅力をお伝えしていきます。サンタンドレってどんなチーズか知りたい!という方の参考になれば幸いです。
どうぞ、ご覧ください。
フランスのチーズ【サンタンドレ】の特徴とは?
サンタンドレ
原産国 | フランス |
タイプ | 白カビタイプ |
原材料 | 生乳、クリーム、食塩 |
サンタンドレはフランスのノルマンディー地方で作られた白カビタイプのチーズで、もともとはアメリカに海外輸出するために作られていたそうです。ノルマンディー地方は良質な牛乳が採れる産地として有名で、日本でも大人気のカマンベールチーズもノルマンディー地方発祥だったりします。
サンタンドレは他のチーズに比べて乳脂肪分が多いのが特徴です。例えば、カマンベールチーズと比べると30%多いんだそうです。この乳脂肪分の多さがバターのように濃厚なコクとクリーミーさを引き出しています。
「どうしてこんなにクリーミーになるの?」と疑問に思ってしまいますよね。実は製造過程で生クリームを加える【トリプルクリーム製法】という少し変わった作り方をしているのが理由。生クリームといえばバターの原材料にもなってますよね。そりゃバターっぽいクリーミーな味がするわけです。
サンタンドレの見た目と味の感想
実際にサンタンドレを食べてみました!
見た目や味の感想をお伝えしていきますので、興味がある方の参考になれば幸いです。
サンタンドレの見た目
サンタンドレは専用のパッケージに詰められています。早速開けてみると存在感のある白いチーズがぎっしり詰まってました。
見た目は、日本でも馴染みのあるカマンベールチーズに近いですが、箱から出すとその厚さに驚き!
スーパーで売ってるカマンベールチーズと比べて2.5倍くらい厚いです。
大きさ以外にも表面を覆う白カビがカマンベールチーズよりも濃いなという印象を受けました。試しに触ってみると白カビの層がフカフカして気持ち良し。
ちなみにチーズ特有のクセのある匂いはほとんどしません。
サンタンドレを食べた感想
バサッと中央から切ってみると、黄色み掛かったチーズ部分がお目見えです。これ内側だけ見たらバターと間違えてしまうかも…。
パンやクラッカーに塗ったり、リンゴと一緒に食べるのもオススメらしいですが、まずはチーズそのものを味わうために普通に切って食べます。
というわけで、小さく切り分けて盛り付け!
おっ!全然クセがなくて食べやすいですね。
白カビ部分と一緒に食べるとカマンベールチーズに近いかな?とも思いましたが、ねっとりとしたミルキーな味わいと生クリームのようなコクを感じます。なんというかチーズ風味のバターそのものを食べているような気分。ほどよい塩気で赤ワイン欲しくなります。
なお、盛り付けに使った木のお皿は【ムーミンバレーパーク】と北欧風レジャー施設で買いました。お馬さんのあしらいが可愛くてお気に入り。旅レポを過去記事で書いてますので、興味がある方はどうぞ。
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【ムーミンバレーパーク】北欧のあのパンに出会えた奇跡:実訪問レポート
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サンタンドレの総評(個人的な評価)
食べやすさ | |
おつまみ度 | |
匂い | |
塩気 | |
クリーミー感 |
クセが少なくとにかく食べやすいチーズでした!万人受けする味だと思います。
濃厚でコクのある味わいが魅力ですが、脂肪分が多いのでずっと食べてると【クドさ】を感じてしまうかもしれません。そんな時はトーストに塗ったり、ディップにするなどアレンジしてみると良いでしょう。また、白カビ部分が結構厚めなので、苦手な人は取ってから食べるようにしましょう。
サンタンドレはとろっと濃厚で食べごたえのあるチーズでした
サンタンドレは日本人好みのクセの少ないチーズでした。そのまま食べても美味しいですが、バターのように溶けやすいので、じゃがいもに乗せて【じゃがバター風】にしたり、細かくしてカレーにトッピングしてコクをプラスしてみたりアレンジして楽しむこともできますよ。もちろんパンにも合います!!
サンタンドレは国内生産されていないので、試してみたいという方はインポートショップを探してみましょう。僕は、輸入チーズ専門店【オーダーチーズ】さんで購入しました。世界中の珍しいチーズが揃っており、眺めているだけでも楽しいですよ。
それでは、楽しいパンLIFEを!!