パンが好きなら一度は美味しい名店のパンを買って食べ比べしてみたい!と夢を見ることもあるでしょう。
その願いを叶えてくれるパンの祭典が毎年横浜の赤レンガ倉庫前で催されているのを、あなたはご存知ですか?
今回はそんなパン好きのためのイベント『パンのフェスin横浜赤レンガ』の魅力と僕のおすすめ店舗をご紹介したいと思います。
※僕は過去2回参加しました。
パンのフェスは毎年春と秋の2回開催されています。
当記事を読んで興味が沸いた方は公式サイトをチェックのうえ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
パンのフェスin横浜赤レンガとは?
パンのフェスとは、2016年春に始まった日本最大級のパンのイベント。
毎年春・秋の2回行われており、全国のパン屋の名店が横浜赤レンガ倉庫に集結します。
要はパン好きがうまいパンを求めて押し寄せるお祭りというわけです!
パンのフェスのこれまでの来場者数は約60万人と言われています。いやはや、パン人気は留まることを知りませんね。
日程は多少前後しますが、春・秋は以下のタイミングで催されます。
開催期間は金土日の3日間です。
パンのフェス春:3月初旬~中旬
パンのフェス秋:9月初旬~中旬
参考までに、2019年春は【2019年3月1日~3日】に開催されました。
そして、2019年秋は【2019年9月21日~23日】に開催される予定になっています。
パンのフェスの魅力は有名店のパンをまとめて買えること!
全国のパン屋さんを何か所も回って購入するなんて普通できないし、移動で疲れるのでやらないかもしれません。
ですが、パンのフェスは横浜赤レンガ倉庫にパンの名店が一同に揃いますので、思う存分お気に入りのパンを選んで買うことができちゃいます。
ちなみに僕は昨年6店舗でパンを購入しました。しばらくは、朝昼晩パンのみの生活でしたね(笑)
パン購入以外にかかる費用は?
パン屋さんエリアに入るためには先行入場する場合のみ入場料が必要になります。
先行入場とは午前中の時間帯ですね。詳細は以下の通りです。
入場料
先行入場 11:00~13:30 500円(税込)
一般入場 14:00~17:00 無料
500円くらいならタダで良いじゃん!って思いますが、運営側も大変でしょうから止む無しです。
尚、14:00以降なら無料で入場できますが、悪いことは言わないので有料でも午前中に行きましょう。
残念ながら、午後から行ってもほとんどパンが残っていません。
有名店のパンは午前中1時間以内でほぼ売り切れると考えた方が良いです・・・パン好きの熱量を侮ってはいけませんよ!
過去出店のおすすめパン屋さんを紹介
過去にパンのフェスに来訪した経験のある僕が、厳選したおすすめパン屋さんをご紹介します。
実際に購入した時の写真も、載せているので合わせてご覧下さい。
なので、事前に買うところを決めておくことをおすすめしますよ。
当記事がパン購入時の参考になれば幸いです。
BLUE TREE(ブルー ツリー)
BLUE TREEは結婚式場の八芳園が手掛けるベーカリーブランドです。
国産素材・天然酵母・無添加にこだわっており、牛乳・バター・塩はすべて伊豆大島から取り寄せるという徹底ぶりです。
おすすめ:大島の恵み NIPPONのクロワッサン
こちらは2018年秋に購入して実食しました。
バターが明らかに違うと感じましたね。濃くて鮮烈な味わいです。口当たりも軽くてペロりと食べれてしまいますね。
パッケージがお洒落で、お土産にも喜ばれる一品です。
BLUE TREE公式サイト
おへそカフェ&ベーカリー
おへそカフェ&ベーカリーは広島県世羅郡世羅町の山里に店舗を構えるパンの名店です。
パンを作る時は水・酵母・塩以外は使わないそうで、酵母も自分で育てた小麦から起こしています。
添加物が少ないほどパン作りは時間が掛かります。この手間と時間が掛かるパン作りをあえて続けている店主のこだわりには脱帽するばかりですね。
おすすめ:カンパーニュ
2018年秋に購入して実食済みです。
自家製の天然酵母を使っているので味に深みが出ています。
少し酸味があるので、お肉料理に合います。
天然酵母を使ったパンは日持ちするので、ゆっくり味を楽しめるのも魅力です。
尚、残念ながら2019年春は出店予定が無いみたいです。
オンラインショップもやっていますので、詳しくは公式サイトをご覧下さい。
Marble Coco(マーブル ココ)
伊豆高原に店舗があるフロマージュパン専門店です。
チーズをこれでもか!と使ったパンを販売している高級系パン屋さんですね。
「スッキリ!」や「めざましテレビ」でも紹介されたことがあるので、ご存知の方も多いかもしれません。
おすすめ:プレミアム濃厚フロマージュ
こちらは2018年秋に購入して実食しました。
フェス限定のパンだったので、高かったけど買っちゃいました!(3,000円くらいしたかも…)
生地の中と上に独自ブレンドしたチーズが山盛り入っていて、チーズ好きにはたまらない味です。
少しトーストしてから食べると表面のチーズがカリカリになって絶品ですよ。
ただ、チーズが多いせいで若干重いです。胃もたれ注意(笑)
ベーカリー ペニーレイン
栃木と茨城に店舗を展開するファンの多い人気のベーカリーです。
ペニーレインの職人さんは過去にテレビ東京のテレビチャンピオンという対決番組でパン職人No1に輝いた実力者です。パンのフェスに来る人はペニーレインを目当てに来場する人もかなり多いですね。
ちなみに、店名はビートルズをモチーフにしており、店内の所々に遊び心が詰まっています。
先に言っておきますが、パンのフェスでペニーレインのパンを購入したいなら長時間並ぶ覚悟が必要です。
ペニーレインは毎年長蛇の列ができるブースでして、軽く100人待ちくらいになります。
もし、買いたいなら11:00の開場前に並ぶことをおすすめします。
おすすめ:ブルーベリーブレッド
1日1,000本売り上げたこともある伝説級のパンです。
パンにブルーベリーソースとジャムがたっぷり練り込まれており、見た目のインパクトも抜群です。
残念ながら、僕は食べたことなくて味の感想はお伝えできません。申し訳ない!
味が気になる方は実店舗かパンのフェスに足を運んで確かめてみてはいかがでしょうか。
そして、僕に感想を教えて下さい(笑)
2019/03/02追記
パンのフェス2019春にてペニーレインのブルーベリーブレッド買えました!
1時間20分くらい並んだので疲れましたが、パンのストックにかなり余裕があるので売切れの心配はありませんでした。
左がブルーベリーブレッド、右がゴルゴンゾーラ(チーズ・くるみ・はちみつが入っている)です。
見よ!このブルーベリーたっぷり感。
結構甘いのかなと思っていましたが、ブルーベリージャムは甘すぎず酸味のある味付けで食べやすかったです。
個人的には、ブルーベリーヨーグルトを濃くしたような味がしました。
並ぶには覚悟が必要ですが、一度は味わっていただきたいパンですね。
トラットリアフォルツア
長野県安曇野市で宅配でパンを届けることを専門に行っているパン屋さんです。長野県内全域に営業所があり、かなり手広い営業をされているようですね。
あなたは『牛乳パン』というご当地パンをご存知でしょうか。
僕が生まれた長野県では、牛乳パンという商品がスーパーでもコンビニでも売られていました。でも、神奈川県に引っ越してからどこにも売っていないことに気付いたんです。
ということで、僕が個人的に懐かしかったので、その牛乳パンを紹介させていただきます(笑)
おすすめ:牛乳パン
2018年秋に購入して、10年ぶりくらいに食べました。
牛乳パンは長野県を代表するご当地パンです。
ふわふわのパンの間にミルククリームがたっぷり挟まれています。
パン生地も少し甘めに仕上がっており、おやつにぴったりなんです。子供の頃に親がよく買ってきてくれた大好きなパンの一つですね。
長野県外で取り扱っているお店はほとんど無いと思うので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
パンのフェス当日に持っていくと良いアイテム
3回ほどパンのフェスに参加しましたが、「あの時、持っていけばよかった!」というものがいくつかあったので、ご紹介します。
エコバッグ(必須!)
パン屋ブースを3~4店舗くらいハシゴすると、パンを両手で持つのがつらくなってきます。そもそもパンの入っているビニール袋って手に食い込んで痛いんですよ(笑)
なので、買ったパンをまとめて入れることが出来るエコバッグを最低1つは持参していきましょう。
飲料水
会場内でのどが渇いた時にペットボトルの水がひとつあると重宝します。
店舗によっては行列で1時間は並ぶ場合があるので、こまめに水分補給しないとつらくなりますよ。
また、飴も持参しておくと口寂しさを紛らわす事ができるので合わせて持っておくと良いでしょう。
その他の注意点
パンのフェスに参加して、いくつか困ったことや気になったことがあるのでお伝えします。
パンのフェスブース内にはトイレがありません!
トイレは会場を一度出てから赤レンガ倉庫内まで行く必要があります。先に駅などで済ませておくようにしましょう。
尚、万が一会場内でトイレに行きたくなっても我慢せずに一度退場してしまって問題ありません。スタッフが再入場用のスタンプを手に押してくれるので、見せれば再入場することが出来ますよ。
電子マネーをチャージしておこう
2019春より、パンブースのレジ会計が全店電子マネー対応されました!
今までは現金清算だったので会計で小銭を出すのが面倒でしたが、今年からはピッ!と電子マネーをタッチするだけで済んで、マジ助かりました。
曇天の場合は折りたたみ傘を持つように
赤レンガ倉庫の近くにはコンビニがありません。
よって雨が降ってきた場合に赤レンガ倉庫内で高い傘を買う羽目になります。
天気予報をチェックして雨が降る可能性があるなら、傘などの雨具を持参するようにして下さい。
尚、僕は3回参加して2回が雨でした・・・。
まとめ:パンのフェスで新しいパンに出会おう!
パンのフェスin横浜赤レンガの魅力は伝わりましたでしょうか。
もし、美味しいパンや自分が知らないパンに出会うキッカケが欲しいと思っている人にパンのフェスは最適ですよ。
TOPIX:パンのフェスin横浜赤レンガ2019春の開催時期は【2019年 3月1日、2日、3日】
尚、日によって出店しないパン屋さんもあるので、ご注意下さい。
場所や店舗詳細は公式サイトでチェックしてみて下さいね。
2019/03/02追記
パンのフェス2019春に行ってきました!【2019年3月1日に参加】
今年は先行入場時に電子マネー『iD』を使って決済すると、入場料の500円が無料になりました。
節約のために活用下さい。
あいにくの曇天ですが、大盛況です。
3月1日(金)のみ出店のパン香房ベル・フルールで購入したパンです。
手前は『パーネ・アランチャ』というフルーツバゲット。
オレンジクリームを中に包み込んでいて、外側にもオレンジピールをびっしり敷いて焼かれています。春らしい柑橘の香りが楽しめるパンでした。
奥側の黒いパンは『かなりカカオ』という見るからに「私、カカオ入ってます」と言わんばかりのパンですね(笑)
エクアドル産カカオが80%も入っています。これは贅沢!
思ったほど苦くなくて、カカオの香りを楽しみながら食べることが出来ました。
ペニーレインのブルーベリーブレッド!さすがパンのフェス常連だけあり、品揃え十分です。
並ぶ元気がある人は是非ご賞味下さい。
僕は1時間20分で買えましたが、タイミング悪いと2時間くらい並ぶかもしれないですね。