世の中には「パンなのに低糖質」を掲げている商品があることをご存知ですか?
当記事では、糖質が気になるけどパンを食べたいというあなたに、オーマイパンの「低糖質ふすま粉パン」をご紹介します。
悩み事
- パンが好きだけど、糖質が気になって最近控え気味。
- 低糖質のパンがあるみたい。味がまずそうだけど実際どうなの?
- ダイエット中でもパンが食べたい…ワガママ過ぎ?
上記の疑問にお答えします。
健康的にパンを食べ続けるうえで注意したいのは、やはり「糖質」です。痩せるためには糖質制限せよ、なんて話をテレビでよく耳にしますよね。
そんな我慢してつらい時には「低糖質なパン」を食べてみてはいかがでしょうか。
低糖質とは、文字通り「糖質が低い」ということ。オーマイパンの「低糖質ふすま粉パン」は、一般的な食パンに比べて糖質が88%も少ないので、糖質が気になるあなたに最適です。
パンなのに糖質が低い理由は記事内で詳しく解説しますが、そんなことより気になるのは「味がまずいんじゃないの?」ってことですよね。
僕も「低糖質のパン」ってどんな味がするんだろう?パンとは別物と考えるべき?などという妄想を繰り返してたので、実際に食べて解決してみました。
記事の内容
・小麦ふすまって何?
・低糖質ふすま粉パンを食べた感想【実食レビュー】
先に結論をお伝えしますと「想像していた5倍食べやすいパン」でした。この味で糖質オフ出来るんですから、なんだか得した気分。パン自体は冷凍状態で届くので、焦らずじっくり食べられる点もよかったですね。
詳細は写真付きで記事にまとめていますので、ご覧下さい。
【ダイエット中も食べれる】低糖質ふすま粉パンとは?
オーマイパンが作る「低糖質ふすま粉パン」は驚くべきことに、一般的な食パンと比べて糖質を88%もカットすることに成功しています。
パンで糖質を減らすなんて夢物語だろうと疑ってしまいますが、その秘密は「小麦ふすま」にあるみたいですよ。
「小麦ふすま」とは小麦の表皮のこと【食物繊維・ミネラル豊富】
僕たちが口にしている小麦粉は、小麦の最も内側の白い胚乳(はいにゅう)という部分を指しています。
胚乳の周囲には「小麦ふすま」(英語でブラン)と呼ばれる表皮があるわけですが、大体捨ててしまっているんですよね。捨てる理由は、食感がボソボソっとして食感が悪いのと、パン生地の成形が難しくなるからです。
要するに「小麦ふすまはパンの美味しさを損ねる」と考えられていました。
邪魔モノのように感じてしまう「小麦ふすま」ですが、実は食物繊維とミネラルを多く含んだ優秀な食材なんです。
近年では健康意識の高い人々から注目を集めるようになり、日本でも積極的に「小麦ふすま」を使うパン屋や製パンメーカーが増えてきています。
一例を挙げると、Pasco「低糖質食パン」や、山崎製パン「糖質ひかえめブレッド」あたりですね。いずれも一般的な食パンと比べて糖質50%カットです。
小麦ふすまでパンを作ると栄養価がすごいことに!
ふすま粉を加えたパンは、一般的なパンと比べて栄養面でどのくらい差があると思いますか?
オーマイパンの公式サイトに、「一般的な食パン」と「ふすま粉の食パン」で糖質と食物繊維を比較した情報が載ってました。(引用元:オーマイパン公式サイト)
100gあたりに含まれる量 | 低糖質ふすま粉食パン | 一般的な食パン |
糖質 | 5.3g | 44.4g |
食物繊維 | 19.2g | 2.3g |
違いは一目瞭然ですね。
なお、食物繊維も一般的な食パンに比べて多いことにも驚きです。
低糖質ふすま粉パンに含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」と呼ばれるもので、便通を良くしてくれる効果が期待できます。パンを食べているのに糖質を抑えられるだけでなく、お腹の具合も良くなるなんて「一石二鳥すぎ」じゃないですかね。
文部科学省の食品成分データベースを参照したところ、28番目に不溶性食物繊維が多い「えごま」と同等でした。パンなのに、この数値は快挙ですよ。
【合成添加物不使用】天然素材にこだわる食べる人への思いやり
低糖質ふすま粉パンは、化学的に作られた「合成添加物」や香料・着色料・保存料は一切使用していません。
実際のところどうなのか不安に思う方もいるかと思うので、「低糖質ふすま粉パン」を購入した際に原材料を撮影しておきました。
おそらく「これが怪しいな…」と思うであろう、以下の4つは個別調査しましたので、ご覧下さい。
原材料名 | 調査結果(白か黒か?) |
イースト | 天然のパン酵母です。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。 |
エリスリトール | 果実や発酵食品より抽出した天然由来の糖。 |
加工でん粉(レジスタントスターチ) | タピオカでん粉から抽出した天然由来の成分。 |
増粘剤(グーガム、ローカストビーンガム) | 植物の種子から抽出した天然由来の成分。 |
一部、添加物は含まれていますが、すべて天然由来の成分。身体に害は無さそうですね。
オーマイパンは昭和33年から学校給食用のパンを焼き続けている老舗企業です。
「子どもたちに安心してパンを食べて欲しい」という強い信念が、低糖質ふすま粉パンにも生かされているのだと思いますね。
オーマイパン「低糖質ふすま粉パン」を実食レビュー
続いて、オーマイパンで販売している3種類のパンを食べた感想をお伝えします。
- 低糖質ふすま粉食パン:糖質88%カット、食物繊維8.3倍
- 低糖質ふすま粉パン :糖質88%カット、食物繊維9.9倍
- もちもち大豆粉パン :糖質85%カット、食物繊維11倍
※商品詳細はこちら
※2019年10月時点の情報となります。
どのパンも、驚異的な糖質カット率と食物繊維の豊富さ。野球だったら反則になりかねません。
なお、冷凍されているので味が劣化していないのもポイント高し。パンは焼き上がり直後から水分が抜けていくので「冷凍保存が最良」なんですよ。
詳しいことは、以下の記事をご覧下さい。
関連パンの正しい保存方法とは?【冷蔵室はダメ!凍らせるのが最良です】
低糖質ふすま粉食パン
名称 | 低糖質ふすま粉食パン |
容量 | 530g(1斤) |
原材料・添加物 | 小麦たんぱく、クリームチーズ、卵、小麦ふすま、アーモンドパウダー、大豆粉、バター、イースト、食塩、エリスリトール、加工でん粉(レジスタントスターチ)、増粘剤(グーガム、ローカストビーンガム)、二酸化炭素 |
特長 | ・食パンタイプ ・一般的な食パンと比べて「糖質88%カット、食物繊維8.3倍」 ・香料・着色料・保存料は不使用 ・小麦粉不使用 |
値段(税込) | 2,100円 |
上から撮ってしまったのでわかりづらいのですが、1斤で530gはかなり大きいなと感じました。(一般的サイズは 340~500g)
オーマイパンの商品は冷凍された状態で届くので、まず食べる分だけ解凍しましょう。凍ったままでも包丁で切れます。
パンの解凍方法の冊子も同封されているので、手順に迷うこともありません。今回常温に1時間置いて解凍させてみました。
見た目は、まんま食パンですね…やや全体的に灰色掛かっているのが「小麦ふすま」を使っている証拠なんだと思いますが、言われないと気付かないレベルに「食パン」です。
味の感想
小麦ふすまはボソボソしていると言われていましたが、まったく嫌な感じはありません。非常に食べやすいパンです。
味自体は一般的な食パンと比べると、小麦粉の甘さが抑えめ。味わいとしては少し物足りなく感じてしまいますが、味の濃いおかずや具材と合わせるにはちょうど良いです。
食感もソフトに仕上がっており、紛うことなき「食パン」でした。これで「低糖質」なのが信じられない…。
小麦ふすま独特の風味豊かな香りはありますが、味自体はかなり素朴。とはいえ、食パンなのでアレンジ自在です。
僕は残った分を「チーズトースト」と「ガーリックバタートースト」にして食べてみましたが、激ウマ過ぎて、また食べたくなりました。
低糖質ふすま粉パン
名称 | 低糖質ふすま粉パン |
容量 | 500g(5個×2セット=10個) |
原材料・添加物 | 小麦たんぱく、クリームチーズ、卵、小麦ふすま、アーモンドパウダー、大豆粉、バター、イースト、食塩、エリスリトール、加工でん粉(レジスタントスターチ)、増粘剤(グーガム、ローカストビーンガム)、二酸化炭素 |
特長 | ・コッペパンタイプ ・一般的なロールパンと比べて「糖質88%カット、食物繊維9.9倍」 ・香料・着色料・保存料は不使用 ・小麦粉不使用 |
値段(税込) | 1,950円 |
コッペパンタイプは、5個1組に包装されたものが2セット入ってます。1日2個ペースで食べても5日は保ちますね。
原材料は「低糖質ふすま粉食パン」とまったく一緒ですが、切る手間がいらない分、手軽に食べることができますよ。
試しに冷凍状態のままオーブンで焼いてみましたが、中までしっかり火が通っており、よい感じでした。
味の感想
食パンタイプと味も同じかと思いきや、こちらの方が外側のクラスト(茶色い部分)が多いので、ふすまの香りや味が強い気がします。とはいえ、嫌な感じはまったくしません。
この形は「具材が挟みやすい」のが最大の利点。切り込みを入れてソーセージやハム、レタスなど思う存分挟んで楽しみましょう。
コレは豆知識ですが、糖の吸収を抑えたい人は「食物繊維」と一緒に「タンパク質」も摂った方が良いんだそうです。つまり「低糖質ふすま粉パン」に肉と野菜をたっぷり挟めばカロリーゼロ!…になるかも(笑)
もちもち大豆粉パン
名称 | もちもち大豆粉パン |
容量 | 500g(5個×2セット=10個) |
原材料・添加物 | 大豆粉、小麦たんぱく、バター、イースト、食塩、エリスリトール、加工でん粉(レジスタントスターチ)、発酵調味料(バイオコンクモルト)、二酸化炭素 |
特長 | ・ロールパンタイプ ・一般的なロールパンと比べて「糖質85%カット、食物繊維11倍」 ・香料・着色料・保存料は不使用 ・小麦粉不使用 |
値段(税込) | 2,000円 |
こちらの「もちもち大豆粉パン」は、小麦ふすま粉の代わりに大豆粉をたっぷりと使って仕上げています。(小麦アレルギーの人向けのパンでは無いので注意)
大豆は食物繊維が豊富な食材。とはいえ、普通にパンの材料にしてしまうとパサパサして美味しくないんですよね。
この問題は、麦芽を発酵させた天然の発酵調味料「バイオコンクモルト」を使うことで解消されました。バイオコンクモルトは大豆粉のパサツキ防止効果だけでなく、大豆のにおいを抑えておだやかにしてくれるそうですよ。
味の感想
大豆のにおいは抑えられているようですが、味自体の「大豆感は強い」ですね。
小麦ふすま粉を使ったパンよりは独特の味になっているので、ちょっと賛否分かれるところですが、僕は好きです。
ややパン自体に甘みがあるので、ジャムやマーマレード、チョコクリームを塗って食べると合いそうだなと思いました。
「もちもち大豆粉パン」は、ロールパン状になっているので、具材を挟むのにも適しています。
あまり挟みすぎると「糖質オン状態」になっちゃうので、ほどほどに…。
ホットサンドメーカーは食パン以外にも応用が効くのであると便利。一家に一台ですね。
僕は「バウルー ダブルタイプ」を使ってます。
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低糖質な食品って、食べにくいイメージが先行していますが、低糖質ふすま粉パンは「違和感なくパン」として食べれるクオリティでした。
僕は素朴な味わいのパンが好きなので、これはアリだなと感じました。
低糖質ふすま粉パンの特長
- 低糖質の秘密は「小麦ふすま粉」
- 天然素材にこだわる優しいパン
- 冷凍便で届くので日持ちする
少し値段が高い印象を受けるかと思いますが、国産の上質な材料や天然素材にこだわって作っているのが理由です。何より「パンで糖質を88%もカットしてる商品は他に見当たらない」ので、食べてみる価値は高いと思いますよ。
つらい「糖質制限」や「ダイエット中」でも主食として食べれる「オーマイパンの低糖質ふすま粉パン」は、以下の公式サイトからどうぞ。
それでは、楽しいパンLIFEを!!