フィンランドの田舎風ライ麦パン「ペルナ・リンプ」を解説します。
ペルナ・リンプとは?
名称 | ペルナ・リンプ(Peruna Limppu) |
材料 | ・小麦粉 ・ライ麦粉 ・ライ麦全粒粉 ・パン酵母 ・塩 ・モルトシロップ ・水 ・マッシュポテト ・キャラウェイシード |
発酵種 | ・サワー種、イースト |
焼き方 | ・直焼き |
ペルナ・リンプは、ライ麦の生地に茹でたじゃがいもを混ぜて作るフィンランドのパンです。
材料のベースは「ルイス・リンプ」と同じですが、じゃがいものペーストと甘い香りのキャラウェイシードを加えることで、ライ麦の酸味が穏やかになっており、食べやすく仕上がっています。
お店によっては、パン生地の表面に糖蜜を塗ってツヤを出す場合もあるそうです。
ペルナ・リンプの特徴
・ライ麦粉で作る黒いパン
・じゃがいものペーストを加えて作る
・酸味が穏やかで食べやすい
ペルナ・リンプの食べ方
ペルナ・リンプは、キャラウェイシードのスパイシーな香りとライ麦の酸味が肉料理によく合います。スモークされたような独特な風味があるので、スモークサーモンやソーセージなどの燻製料理とも相性が良いです。
フィンランドでは、ペルナ・リンプを薄くスライスして具材を乗せて食べるのが一般的です。
ペルナ・リンプのおいしいお店
日本でフィンランドのパンを食べられるお店は数が少ないのですが、いくつか専門的に作っているお店がありましたので、ご紹介します。
人気の店舗(詳細は各店舗にお問い合わせ下さい)
ペルナ・リンプに似ているパン
ペルナ・リンプのような、ライ麦粉を使ったパンは、食物繊維やビタミンが豊富で栄養価が高く、近年注目を集めています。
特に寒冷地であるドイツでは、ライ麦粉を使ったパンが多く作られているので、いくつかご紹介しましょう。
ライ麦粉を使ったドイツパンの仲間たち