2019年3月にオープンしたムーミンバレーパークに行ってきました。
ムーミンバレーパークは、「ねぇムーミン、こっち向いて」でおなじみのムーミンをモチーフにした北欧風テーマパークです。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
参考リンクムーミンバレー公式サイト
当記事では、ムーミンバレーパークを訪れた感想や見どころ・雰囲気や北欧伝統のあのパンに出会えた話などをお伝えします。
記事の内容
- 場所、訪れた感想や見どころ紹介
- ムーミンの家で北欧伝統のパンを発見!?
- 楽しむための心構えやちょっとしたコツ
僕の感想ですが、自然との調和が取れていてかなりの癒やされスポットでした。
ムーミンや北欧の雰囲気が好きという人は間違いなく楽しめますが、子供とのんびり過ごしたいという方にもおすすめです。
実際に訪れた僕の楽しさが伝わるように写真多めでまとめているので、ムーミンバレーパークのほんわかした雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。
どうぞ、ご覧ください。
ムーミンバレーパークってどんなところ?
ムーミンバレーパークは、埼玉県飯能市にある「メッツァ」という北欧をテーマにした野外施設の中にあります。
電車で向かう際は、西武池袋線の「飯能駅」かJR八高線「東飯能駅」から直通バスに乗りましょう。
・名称 :メッツァ(ムーミンバレーパーク)
・場所 :埼玉県飯能市大字宮沢431−3−58
・TEL :0570-001-630
・営業時間:10:00 ~ 20:00
・公式 :https://metsa-hanno.com/


ムーミンバレーパークの混雑具合は?
ムーミンバレーパークはオープンして間もないので土日は都内や遠方からのお客さんが集中して混みます。
1日のんびり過ごしたいという方は、平日休みを取って向かったほうが良いですね。余すところなく堪能できます。

駐車場はあるの?
メッツァ専用の駐車場があります。
平日は駐車「無料」なので良いですが、土日祝は「1,500円」取られます。
タダと1,500円は大違いですよね。お金がもったいないので、土日祝に向かうならバスを使うのが得策だと思いますよ。
ペットは連れていける?
屋外はメッツァ全域ペット同伴OKです。
というか、ペットと一緒に来ている人が全体の3割くらいかというレベルでおります。
皆さん建物とペットを一緒に楽しそうに撮影されていましたよ。
メッツァビレッジを堪能しよう【入場無料】
メッツァの中には商業施設「メッツァビレッジ」があり、北欧雑貨や料理が楽しむことができます。
主な店舗(2019年12月現在)
- ショッピング:マリメッコやフィンレイソンといった北欧雑貨のお店が多数
- カフェ:スターバックスやロイヤルコペンハーゲンの会社が手掛けたカフェがある
- フード:北欧ビュッフェやハンバーグ、農家レストランなど
- アクティビティ:カヌー、ハンモックのアスレチック
ムーミンバレーパークは入場料が必要ですが、メッツァビレッジは無料で入れます。気軽に買い物に訪れるのにも良い場所です。
正直、メッツァビレッジだけでも半日は楽しめるくらいお店が充実しています。
逆に言えば、ムーミンバレーパークも行く場合は時間が足りなくなる恐れがあるので、優先度を決めて回るようにしましょう。

メッツァビレッジの様子
こちらのシンボルは「インスタ映えスポット」として栄えてるようで皆さん写真をバシャバシャ撮ってました。
北欧風のイスが公園スペースにずらり。
変わったデザインのものが多いので、とりあえず座ってくつろぐだけで北欧気分を味わえます。
メッツァビレッジ内にあるショッピングエリア。
2階は北欧雑貨、1階は地元の名産品が購入できます。(注:ここではムーミングッズは買えません)
お昼はLAGOM(ラーゴム)というお店で北欧ビュッフェを食べました。
大人2,750円(税込)とお高めですが、今日は奮発です!
品数ですが、公式によると大体25品あるそうです。すごいな。
アルザス風煮込みや北欧ミートボールといった肉料理、ニシンマリネやサーモンのチョップドサラダといった魚料理までずらりと揃ってます。
ビュッフェなのでちょっとずつ食べてみて、好きな料理を「おかわり!」が基本ですね。
パンは残念ながら北欧のパンではなく、フランスパンやアメリカのパンが多かったです。
以前はおかゆパン「カレリアン・ピーラッカ」が食べられたそうですが、人気がないのか廃止されたそうです…食べてみたかった。

おぉ、美味しそうだ!

なんと、ローストターキーまである!
北欧ビュッフェの一番の目玉ともいえる「ローストターキー」。こちらも食べ放題ですが、デカすぎるので1個食べるのが限界でした。
ディズニーシーで食べた「あの味」を思い出します。(ビール飲みたくなる)

自然がいっぱい!ムーミンバレーパークの様子をお届け
ムーミンバレーパークは、ムーミンをテーマにしたショーやアトラクションを楽しむことが出来る施設です。
こちらは有料のエリアとなっており、入場料が必要となります。
チケット名 | おとな(中学生以上) | こども(4歳以上小学生以下) |
入園チケット(10:00~17:00) | 1,500円 | 1,000円 |
1デーパス(10:00~16:00) | 2,800円 | 1,800円 |
ナイト入園チケット(17:00~19:00) | 1,000円 | 500円 |
入園チケットと1デーパスの違い
入園チケットはショーと施設の利用はできますが、アトラクションは別途料金がかかります。1デーパスだとその分が含まれるだけです。
入園チケット購入後に追加でアトラクションチケット(+1,300円)を買うことも出来るので、とりあえず入園チケットで入ってから決めてみても良いと思いますよ。
続いてムーミンバレーパークの各施設をご紹介していきますね。
ムーミン屋敷
ムーミンの代名詞とも言えるムーミンパパが作った青いお家ですね。
原作者であるトーベ・ヤンソンが残した図面を基に作っているので、かなりの完成度です。というか豪邸。
屋敷内は以下のような構成になってます。
ムーミン屋敷の構成
- 地下室:貯蔵庫
- 1階:キッチン&ダイニング
- 2階:リビング&ムーミンパパとママの部屋
- 3階:ムーミンとリトルミィの部屋、ゲストルーム
- 屋根裏:ムーミンパパの書斎
もちろんムーミン屋敷の中は見学できます。
地下と1階は自由に入って大丈夫ですが、2階・3階・屋根裏は悲しいことにガイド付きツアーに参加しないと入ることができません。
ガイド付きツアーはアトラクション扱いとなっており、1デーパスで入場するかアトラクション共通チケットを個別に購入する必要があるので、中までじっくり見たい人は買っておくようにしましょう。
僕は1階と地下しか見なかったのですが、内部のかなり作り込まれているなという印象でした。


こ、これはフィンランドのパン「ハパン・レイパ」だ!

ハパン・レイパとはフィンランド伝統のライ麦粉で作るパンで、寒い時期の保存食として食べられていました。
真ん中に穴が空いてますが、飾りとかではなくて棒に刺して保存するためにわざわざ空けているんですよ。このあたりもバッチリ再現されています。

しっかり吊るされてた!!再現度高し
僕的にはここが一番テンション上がりましたね。
ムーミンもハパン・レイパ食べて生活してたのかぁ…と、おもわず感動しちゃいました!
コケムス【展示施設】

ムーミン谷の巨大ジオラマ(屋敷が回ってます)
コケムスはフィンランド語で「体験」という意味の展示施設となっています。
3階建ての建物にムーミンの歴史展や巨大ジオラマ、アート作品が揃っており見応えありです。

屋敷の外にもキャラが隠れていて、探すのが楽しい

原作を再現したパネル展示物(3~4mくらいあります)

モランという陰キャです

たき火にあたるスナフキン…でかい
コケムスだけでも1時間くらい堪能できちゃいました。なかなかのボリューム。
エンマの劇場【ムーミンのショー】

イケボ(イケメンボイス)のスナフキンにしびれる
エンマ(閻魔じゃないよ)の劇場では、1日3回ムーミン谷の仲間たちのショーが催されます。
開演時間は以下の通りで、大体30分の内容でした。
公演時間(2019年12月現在)
- 1回目:11:15〜
- 2回目:14:15〜
- 3回目:15:45〜
ショーは入園チケットでも追加料金なく無料で観れます。
良い場所で観たいなら早めに開場入りした方がいいですが、折りたたみ椅子をスタッフが用意してくれるので、座れなくて困る可能性は低いです。

頭を空っぽにして観れますよ。

他にも多くの施設がある!

ムーミン一家が移住した灯台
ムーミンバレーパークに1デーパスで入っていれば、「リトルミイのプレイスポット」や「海のオーケストラ号」といったアトラクションも追加料金無しで楽しめます。
どちらかといえばファミリー向けのアトラクションなので、お子さんと一緒に行くという方は奮発しても良いかもしれませんね。
また、山の上には「ヘムレンさんの遊園地」というアスレチックもあります。

個人的には「ジップラインアドベンチャー」という流行りのアクティビティにチャレンジしたかったのですが、別料金で1,500円は高いなと思い断念…。
他にも見どころがたくさんありますので、続きは自分の目で確かめてみてください!

スナフキンがたまに帰ってくる(らしい)テント

道端のボックスではムーミンのショートアニメを放送中
なにはともあれ、一番の見どころは「ムーミン谷を歩いてる気分になれる」パーク全体の構成力かもです。
建物ひとつひとつのクオリティが高いのはもちろんですが、飯能市の自然との調和が見事に取れていて感動しますよ。
プラプラと散歩するだけでも心が癒やされます。
ムーミンバレーパーク(メッツァ)を楽しむ秘訣
最後にムーミンバレーパークを十分に楽しむためのアドバイスです。
楽しみ方は人それぞれですが、ひとつの参考としてご覧ください。
ストーリーガイドを集めてみよう
ストーリーガイドとは、ムーミンの世界観を記した冊子です。
ストーリーガイドは、パーク内に設置された箱に入っており、入場時にもらえるクリアファイルに収納して集めます。

こんな箱に入ってます(形はバラバラ)
全部集めたら何かもらえるってわけではないのですが、裏面を繋げるとムーミン谷の地図になる仕組みになっており、コレクター心をくすぐる作りです。


ムーミンバレーパークを闇雲に散策するよりも、ガイドを探しつつ歩いてみるとさらなる発見があってより楽しめます。
埼玉の自然を満喫しよう
ムーミンバレーパーク(メッツァ)は埼玉県飯能市の宮沢湖という湖のほとりに作られています。
キレイに整備されてはいますが、基本的に自然豊かな場所なので適当なベンチに座ってぼーっとしているだけでも十分癒やされますよ。

北欧風のイスで自然を満喫中
お土産もしっかり買おう!
せっかく遠くまで遊びに来たんですから、お土産を買わないのはもったいない!
楽しい気持ちはご自宅まで持ち帰りましょう。
ムーミンパーク限定グッズを扱っているショップは、コケムスの中や入場ゲート近くにあるので帰り際に寄っていきましょう。
個人的にはムーミン屋敷をモチーフにした缶ケースやかわいい小瓶に入ったお菓子がおすすめ。食べた後も何かと再利用できるので、プレゼントにも喜ばれますよ。

いっぱい買っちゃいました
メッツァビレッジでも北欧雑貨は買えますが、ムーミン関連グッズは「ムーミンバレーパークでしか買えない」のでご注意を。

目移り必至!

メッツァビレッジで買った木製ボード(馬かわいい)
遠方の人はホテルに泊まると楽
埼玉県飯能市は埼玉県内では大きい街なので、駅前は栄えている方です。
駅直結のホテルもありますし、駅前通りには飲食店が多いので食べるところにも困りません。


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ムーミンバレーパークで北欧感に癒やされよう
ムーミンバレーパークは、北欧の雰囲気が好きな人や家族でのびのびと過ごしたいあなたに特におすすめです。
僕は妻と2人で出かけましたが、北欧雑貨やおしゃれな建物が多くて大人デートにも向いてる場所だと思いました。


以上、ムーミンバレーパークのレポートでした。ばいばい。